株式会社おくりバントが鋭意製作しております『岡村陽久のTHE 勝手にしやがれ』のリアルイベントが、『B Dash Camp』にて再び開催されました。舞台は3月16日(木)・17日(金)に開催された『B Dash Camp 2017 Spring in Fukuoka』。今回もセッションの内容をダイジェストでお届けします!
と、その前に……
イベント登壇前、下関から『B Dash Camp』会場までを自転車で走破する岡村マラソンを行なったアドウェイズ岡村とクルーズ小渕社長。会場の皆さんに感動を届けることはできるのか!? 本編の前に、岡村マラソンの様子をご覧ください!
〜1時間半後〜
門司港から残り50km地点までは進んだ岡村マラソンだったが、イベントまでの残り時間が足りないことが発覚。涙を呑んでの戦略的撤退となったのであったーー
それでは、ここからは『リアル勝手にしやがれ in 福岡』の様子をお届けします!リアル勝手にしやがれを「全てのベンチャー企業に勇気を与えるセッション」と評する小渕社長に引っ張ってもらいつつ、今回も起業家の皆さまからの質問に回答して参ります!!
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B Dash Camp 2017 Spring in Fukuoka
スピーカー
クルーズ株式会社 代表取締役社長 小渕宏二氏
株式会社アドウェイズ 代表取締役社長CEO 岡村陽久
司会
B Dash Ventures株式会社 西田隆一氏
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小渕:改めまして、『リアル勝手にしやがれ』もおかげさまで4回目となりました。感謝の気持ちをこめて、みなさんの意見を尊重せずにあくまで勝手にやらせて頂きます。いいですか、岡村さん。
岡村:えー、勝手にしやがれー。
小渕:岡村さんの話が長ければ、勝手にカットさせていただきます。よろしいですか?
岡村:勝手にしやがれー。
小渕:それでは早速相談に参りましょう!
「効率化しようという思考があれば必ず解決できる」
多過ぎる会議時間への対処法
ひとつめの質問は、起業家ならば誰もが経験する会議の問題点について。しばしば厳しい目を向けられる無駄な会議時間についての問いが、会場の空気を思いもよらぬ方向へ運びます。
小渕:それでは早速始めていきたいと思います。「社員数が50名を超え部署ごとの連携が取りづらくなってきたので、定例会議を行なっているのですが、会議が増えすぎてそれだけで1日が終わってしまいます。良い解決方法はないでしょうか。」ということで、若手起業家Aさんからの質問です。
これって割と色んな企業がぶち当たる小さい壁だと思うんですけども……岡村さんからアドバイスするとしたら何でしょう。
岡村:僕はすごく会議が好きなので、いいなーと思いますね。
小渕:(笑) すごく会議が好きな社長……実に迷惑ですねぇ。
岡村:うちも会議が増えた時期はありました。でもそのうちこの会議無駄だよねと、会議は少なくなっていくものなんですよね。最近会議が増えてきたって話なら、この時期を乗り越えれば多分戻るんじゃないかなと思います。
小渕:岡村さん……質問に対して何も回答してないですよ。
岡村:逆に僕は何かと会議をセッティングするんですけど、ちょうど昨日他の役員から、岡村さんが会議好きなせいで会議が多くて僕ら迷惑してるって言われたばっかりですね。
小渕:やっぱり迷惑だったんですね。
岡村:例えば僕、会議の枠を2時間設定したけど1時間で終わりそうな時、あえて引っ張って2時間とかにするんですよ。
小渕:………それ、なんか得られるものありました?
岡村:いや、僕やっぱり会議がすごい好きで。
(会場笑)
小渕:迷惑ですね〜。じゃあ岡村さん、良い解決方法は、っていう問いに対しては?
岡村:いや、逆にすごい良いと思いますよ。
(会場笑)
岡村:でも、増やしたくても会議は減っていくものですから。
小渕:自然にね。
岡村:はい、効率化しようという思考があれば段々減っていくので。
小渕:岡村さんは会議が好きだけど現場が勝手に効率化してくっていうことですよね。じゃあ悩める起業Aさんに対しては、現場がやってくれるから気にするなということでしょうか?
岡村:そうっすね、はい!
小渕:バカですね~(笑)でもそれでも上場企業の社長にはなれるって、すごい勇気をもらいましたね~、ありがとうございます。
相談その1:増え過ぎた会議の負担をどう軽減すれば良いか。
岡村の回答:会議は社員が減らしてくれるので気にしない。
社長と社員の正しい距離感
2つめの相談は社員との距離感についての質問。組織を運営していく上では避けて通れない人間関係の悩みに答えます。
小渕:相談その2。「まだ30名ほどの会社なのですが、最近社員との距離を感じています。社長としてある一定の距離感を保つべきなのか、常に距離を縮める努力をするべきなのか、どちらが良いのでしょうか。」中年起業家のYさんから。中年ですね。
岡村:中年ですか。中年だと話変わってくるかもしれないですけど、僕の場合は……
小渕:中年だと話変わってくるけど僕の場合はって、あんたも中年だろ!
岡村:いや僕も社員30人くらいだった頃は若くて若手起業家だったんです!その頃は、距離をすごい縮めてましたね。寮とか作って僕もそこに住んで、社員も住ませて、すごい近いじゃないですか。
小渕:寂しがりやなだけじゃないですか。でも確かに、岡村さんとアドウェイズの社員さんって仲良いですよね。岡村さんからすると、迷ってる起業家Yさんは全然ダメ?
岡村:距離を保つか縮めるか……まあ結論、自分が好きな方いったらいいと思います。
小渕:岡村さん相談乗る気は、ある?
岡村:ありますあります! いや距離が近いデメリットもあると思うんですよ。社長ってだけで尊敬してくれてた社員も、距離が近いと「意外とこいつ大したことねーぞ」ってなってくるんですよね。
小渕:岡村さんやっぱり大したことねーなって思われがちなんですか?
岡村:半年で舐められますね。
小渕:(笑)
岡村:言いたいこと言われるとマネジメントは大変ですよね。でもやっぱり距離が近いぶんこっちも言いたいことが言えるメリットはあるし。
小渕:そのフラットさが岡村さんの良さなんだろうね。僕が思うに本質は、嘘をついちゃダメだと思うんです。この悩める起業家Yさんが神様のように扱われるタイプの人ならそういうブランディングで進めばいいし、岡村さんに似たキャラなら距離は近い方がいい。無理せず嘘つくなってことですね。
岡村:そうですね。そう思いますね。
小渕:僕から見ると岡村さんは素直にやってるからこそ長続きして良い結果に繋がってるんだと思うので、ぜひ参考にしてみてほしいと思います。
相談その2:社員との正しい距離感とは。
岡村の回答:無理せず素直な自分で付き合えば良い。
3つめの質問は新規事業について。会社の数と同じだけの答えがある問いに、社長二人がそれぞれの考えを語ります。
小渕:次行きます。相談その3。「ステージによって新規事業の考え方は変わってくると思いますが、今はどのようなことを軸に新規事業をお考えでしょうか。」起業家Mさんからの質問ですね。
確かにステージによって新規事業の考え方は変わって……くるのかな? 僕は、そんなことも思わないんだけど。岡村さんはどうですか?
岡村:いやー……うちは正直、儲かってる時なのか儲かってない時なのかでブレちゃうところがありますね。
小渕:なるほど、市場規模のステージというよりも、収益が今良いか悪いか。
岡村:なので、会社全体が調子良い時に始めた事業には、どんどんやっちゃえ!PLなんて気にすんな!って言うんですけど、全体の業績が悪くなったらなんでこんなの取ったんだよ、なんとかしろよって。
小渕:なるほど。もうちょっと考えてやったほうがよくないですか(笑)
岡村:ただ、考え方は変わってないと思うんです。アドウェイズは会社の価値観として「なにこれ すげー こんなのはじめて」って言葉をスローガンにしていて、そう言われるようなサービス、プロダクトを作るぞという部分を軸に考えてます。軸があることで厳しい時でも踏ん張りが効くのかなと思いますね。
小渕:新しいチャレンジする時に「なにこれ すげー こんなのはじめて」ってことだったらやるし、そうじゃなかったらやらない。スローガンに基づいて色々考えてるんですね。
岡村:そうですね、ここ2、3年ですけどね。逆に小渕さんの会社はどうなんですか。
小渕:うちはシンプルに、クルーズの持っている資産、培ってきたノウハウやシステム、得意分野を横に展開してすぐお金になるかどうかを重要視しています。現実的かもしれないけど、そこが事業の軸に考えることですね。
ということで岡村さん、質問への答えとしては、アドウェイズだったらスローガンに基づいて軸を考える。でも岡村さんの言うことは調子の良し悪しでコロコロ変わる。こういうことですね(笑)
岡村:ほんとはダメなんですけど、変わりますね。
小渕:野生の勘と“なにこれ すげー こんなのはじめて”ってことですね。参考になりましたでしょうか。
相談その3:今のステージにおける新規事業の軸とは。
岡村の回答:言うことは変わっても、アドウェイズの軸はいつも「なにこれ すげー こんなのはじめて」。
4人目の相談者は良い社員を集める方法について悩んでいる様子。優秀な部下に恵まれるアドウェイズ岡村は、果たしてどのように仲間を集めてきたのか。若手起業家ならば誰もが気になる質問の答えはとはーー
小渕:相談その4。「最近流行りのリファラル採用を当社でも強化しています。社長の私自身が背中を見せないといけないと思っているのですが、正直友達がいません。交流会なども積極的に行くべきでしょうか。また、どのような人を採用するべきでしょうか。」という質問ですけども、岡村さん、まず最近流行りのリファラル採用ですね。
岡村:はいはいはい。
小渕:岡村さん、リファラル採用についてどう考えてますか。
岡村:リファ………………
(会場笑)
岡村:リファラル採用………?
小渕:リファラル採用っていうのは、友達紹介みたいな感じですね。
岡村:あ、社員紹介! あー、やってますうちも!
小渕:やってるんですね。でもリファラルって言葉は知らない?
岡村:あ、リファラルは知らないっす。
小渕:知らないっすよね。いやー、勇気もらえますねやっぱりねー。
(会場笑)
小渕:どうですか岡村さん、友達紹介を強化してるんだけど、社長自身が背中を見せないといけないと思ってると。
岡村:そんなことはないと思います。
小渕:そんなことはない?見せる必要はないと?
岡村:これすごく難しい問題かなと思ってて、アドウェイズ16年やってるんですけど僕が直接採用したのって、ひとりだけなんですよね。
小渕:ほー、16年やって一人しかいないんだ。よくそれでここまで大きくなったね。
岡村:いえいえいえ。身内はあんまり会社に入れたくないんですよね。社長の仲良い人ばっか集めてるとか思われるのが嫌なので。でも会社としてはリファラル採用、積極的にやってますね。
小渕:リファラルは知らないけど、積極的にやってるんですね。でも社長が背中を見せなきゃいけないかというと、そんなこともないぞと。
岡村:そうですね。気にしすぎですね。「友達がいない」ってことのほうが問題だと思いますね。
小渕:岡村さんは友達何人くらいいるんですか。
岡村:んー……… 5人くらいいますね。
小渕:結構少ないですね(笑) 僕その中に入ってますか?
岡村:入ってます入ってます!
小渕:交流会に積極的に行くべきかって質問は、どうですか?
岡村:いや、交流会に行ってその人を入社させるべきかどうかなんてわかんないですよね。
小渕:本質的ですね岡村さん。
岡村:あ、いえいえいえ。
(会場笑)
小渕:じゃあどうやったらわかりますか。
岡村:うちはやらないですけど、取引先の方ですね。取引先の方って、何度もあって仕事ぶりをお互い見てるわけじゃないですか。
小渕:確かに相手先の営業マンとか開発者とか、取引先の人の仕事は見えますよね。アドウェイズはやらないって言いますけど、逆に引き抜かれたりした場合はどうでするんですか?
岡村:うちは、一人まではオッケーっすね。
(会場笑)
小渕:二人目は?
岡村:二人目からは、文句言います。
小渕:なるほど、そこの基準は?
岡村:二人の場合はうちを狙ってるってやつです。
小渕:なるほどなるほど、一人なら偶然だから良いけど、わざとやってるなら怒っちゃうよ?と。
岡村:一応、半年以内に二人やられたら文句言うよっていう基準ですね。
小渕:岡村さん、ほんと漢(おとこ)ですね。義理欠いたりとか、わざとみたいのは嫌いってことですね。
岡村:そういうことですね。
小渕:なるほど、じゃあ交流会なんか行ったってわからない。仕事ぶりがわかるのは取引先。でも、岡村さんは取引先から取ったりしない……。 じゃあ岡村流だと、どうすればいいんですか?
岡村:えー………………
岡村:………。
インテリジェンスさんとかに相談しますね。
(会場爆笑)
小渕:えっとね、それ全員やってますよ。
岡村:あ、そうですか?
小渕:全員やってます。だからなんの悩み相談にもなってない。
岡村:ほんとうち、8割がインテリジェンスさんとかリクルートさんから人材紹介していただいてて。
小渕:誰だよこの質問選んだの~~~~!
岡村:で残りの2割くらいが社員の紹介で、その紹介の半分は元社員の出戻りですね。うちって退職者を“出向”って呼んでるんですよ。あいつあそこに出向してるんだぞって。
(会場笑)
小渕:なるほどね、岡村さんの会社のことを僕が「あーアドウェイズ、うちの連結子会社ね」って言うみたいな感じね(笑)
岡村:そうそうそう、出向っていう気持ちで。いつか辞めた社員全員戻したいなって思ってますね。
小渕:良い男だねぇ。
岡村:いえいえいえ。
小渕:リファラル採用だけじゃなくそういう風に辞めた人を戻すってのも、当然お互いのことわかってるんで正解なのかもしれないですね。
相談その4:リファラル採用にどう向き合うべきか。
岡村の回答:人材紹介会社にお願いするのが一番。取引先や、退職者に来てもらうのも良い。
こちらも悩む人は多いであろう「奢るか奢らないか」問題。必ず奢る派であるアドウェイズ岡村の熱き想いが導く奇跡のストーリーとはーー
小渕:これは面白い質問です。「設立半年の会社で、私含め4人でやってます。現在スタート時で正直お金がない。社長として飲み会はおごるようにしていますが、ランチは割り勘にしてます。問題ないですか。」ということですが。
岡村:いやめちゃくちゃ問題だと思います。
小渕:めちゃくちゃですか。
岡村:はい、ぼく16年社長をやってきて、一回だけ本当に困ったことがあるんですよ。
小渕:お金に?
岡村:お金にっていうか社長として困ったときがあって。
小渕:一回しかなかったの?
岡村:一回だけですね。
小渕:やっぱり鈍感力だね(笑)
岡村:2004年くらいに、ある社員の方が辞めるので送別会に呼ばれたんです。でも財布には4000円、銀行にも2000円しかなかったんです。割り勘なら6000円で済むと思うんですけど、僕はそれで参加したくなかったんですよね。どんなに困ったとしても全部出したかったんです。
小渕:優秀な社員の送別会なんだから、困ってても俺が出すぞと。
岡村:はい。それで悩んだ末に断ったんです。でも本当に来て欲しいからちょっとだけでも顔だして下さいみたいなやりとりがあって、そこまで言われて行かないわけにはいかないじゃないですか。
小渕:そりゃそうですね。
岡村:わかった行くよと言ったんですけど、ほんとに6000円しかなかったんで、割り勘していいのか、やっぱり行くのをやめようか、ほんとにその時は困りましたね。
小渕:そうですか……
岡村:そうしたら奇跡が起こって、銀行で2000円おろそうとしたら、100万2000円入ってたんすよ。
小渕:え? その100万どうしたの??
岡村:いや知らないんですよ。
小渕:あ、忘れてたってこと?
岡村:100万円が振り込まれてたんですよ。
小渕:誰から?
岡村:いや、それがわかんないんです。
(会場がざわつく)
岡村:とにかく100万2000円って書いてあったんです。で、やった!奇跡が起きたと思って。
小渕:え、その日に振り込まれてたの??
岡村:そうなんです!これは神からの振込だと思いました。おかげで送別会の支払いもできて。でも、こういうお金って全部使った方が良いじゃないですか。
小渕:え?
岡村:それで土日で100万全部使い切ったんです。そしたら月曜日に友達から電話かかって来て、「岡ちゃん、100万くらい振り込まれてなかった?」って。「いや振り込まれてないよ」って嘘ついたんすけど。
小渕:間違いだったの!?(笑)
岡村:そうなんですよ。それを自分のお金だと思って使っちゃったんですよね。まぁちょっと余計な話が長くなったんですけど、
小渕:余計な話だけで何の解決にもなってないですね。
岡村:これはもう一人一人の価値観が違って良いことだと思いますけど、僕の場合はランチ代でも出したいですね。うちも昔は給料安いのに夜中まで頑張ってもらってたんで、せめて昼飯とか晩飯くらいはと思って出してました。
小渕:じゃあこの相談者に対しては、全部払おうと。
岡村:そうですね、ほんとにお金が無くても全部出した方が良いと思ってます。
小渕:100万円くれるバカな友達がいなくても全部自分で出せということですね。
岡村:そういうことですね(笑)
相談その4:ランチ代は割り勘でも良いですか。
岡村の回答:自由だが、自分なら無理をしてでも出す。
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小渕:それでは、会場にどなたか悩める質問者がいれば質問をお願いします。どうぞ。
質問者1:先ほど、一人だけ直接採用されたとおっしゃっていましたが、それはどういった方なのでしょうか。
岡村:あ、それはですね、現在採用の担当役員の松嶋ですね。
質問者1:それはどういった理由で雇おうと思われたんでしょうか。
岡村:当時2002年だったんですけど、取引があった会社に松嶋が勤めていたんです。そこで今のアドウェイズに絶対必要な人だと感じたんで、来てください来てくださいとお願いしました。松嶋も会社を簡単には辞められないということで、仕事のキリのいいとこで2004年にうちの会社に来て頂いたということですね。
小渕:つまり……さっき取引先からはとらないって言ってましたけど、とったってことですよね?
岡村:そうっすね(笑)
(会場笑)
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質問者2:他の会社と違う雰囲気をお持ちだなと思ってるんですが、会社独自の文化ってあったりしますか。
小渕:文化ですか。やっぱり1万人を超えるまでは良くも悪くも社長が全ての雰囲気を作るから、社長のキャラクターが会社の文化を作るんだろうなと思いますよね。岡村さんどうでしょう。
岡村:他社の方が転職されて来てびっくりすることは、うちって会議とかでも僕や役員の言ったことを現場の方達が割と平気で否定するんですよ。そんなやり方じゃ全然儲かんないからこっちのほうが良いですよみたいなことを言うんですけど、それが当たり前になってるんで誰も驚かないんです。
小渕:そのアイデア良いな、みたいな話になるんだね。
岡村:なのでうちは、何か言われても「いやいや俺はこう思いますよ」みたいに自分の意見とか自分の考えを持ってる人が出世して上に行く文化がありますね。
小渕:なるほどね~。そりゃ社長がリファラルを知らないくらいだから、こいつなんも分かってねーな、違いますよ社長ってね(笑)
岡村:そうですね。1日5回くらいは「ほんと岡村さんなんも分かってないっすよ」って言われますね。
小渕:でもそれが岡村さんの良いとこですよね。そのキャラクターが独自の文化を作って、社員が社長の間違いを修正しながら会社が大きくなってきたんですよね。アドウェイズって、すごく良い会社だと思う。
岡村:ありがとうございます。
小渕:じゃあ岡村さん時間なんで、この辺でお開きにしたいと思うんですけど……あと30秒あるので、30秒の質問できる方いますか。どうぞ。
質問者3:岡村さんは学歴コンプレックスって感じることありますか。
岡村:いや、一回も感じたことないですね。
小渕:よっ!良い質問でした、ありがとうございます。岡村さんちなみに学歴は?
岡村:中卒です。
小渕:よっ!かっこいい。やっぱりみんなに勇気与えますね、これでいいんだって。今日も1日走って、面白いこと言ってくれてありがとうございました。時間過ぎるの早かったですけど、そろそろお開きにさせていただきたいと思います。
お声がけなくても次も勝手にやらせていただきたいなということで、最後に皆さん、いつも恒例なんですけど一本締めで最後しめさせて頂きたいので、お手を拝借します。
会場:よぉ〜〜ッ! パンッ!
岡村&小渕:どうもありがとうございました!
いかがでしたでしょうか。アドウェイズ岡村の野生的な回答が「社長の素直なキャラクターが今の会社を形作っている」という軸を通してもらったことで綺麗にまとまりましたね。さすがクルーズ小渕社長、まとめ力がすごいです。今回のセッションが、起業家のみなさんにとっても少しでもヒントになれば幸いです。
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株式会社おくりバント
info@okuribunt.com
引き続き『勝手にしやがれ』では、アドウェイズ岡村が皆様の疑問質問に(偽らないキャラクターで)お答えして参ります。次回もお楽しみに!