アドウェイズ社長の岡村陽久がユーザーの悩みや疑問に答える人生相談シリーズ、第5回目。今回は若手写真からの悩み相談企画の後編です!(前編はこちら)さぁ、ついに現れる若手第3の刺客に対して、岡村はどのように向き合うのか⁉︎
高山:さぁ、そろそろ洗濯も終わったところで、第3の刺客を召喚しますよ!
岡村:いいでしょう。というか、彼、まだ寝てるみたいですよ。
高山:おい、起きろ! しっかりしろ!
※熟睡からやっと目を覚ました図太い神経の第3の刺客
高山:…。やっと起きたか。こいつは一筋縄じゃあいかないですよ。よし、質問いってこい!
【質問3】●岡さん(男性/入社2年目)
今自分は2年目なのですが、上司から新人の教育係を任されました。正直、悩んでいます。自分は何を大事にして後輩を教育すればいいのか、どういった態度で接していけばカッコイイ先輩になれるでしょうか?
岡村:ふぅん。逆に聞くけど、後輩を教育する上で何が一番大切だと思う?
●岡:そうですね、懐の深い先輩、後輩が何をやっても余裕を保って後始末をできるような先輩になれたらカッコイイなとは思います。
岡村:おぅ、それもカッコええの。じゃがよ、一番大事なもんは何やと思うと聞いとるんじゃ。
●岡:ええと…
岡村:答えは、愛じゃ。
●岡:えっ?
岡村のガチンコ回答
お前はテクニックにとらわれている。新人を教育しようという悩みなのに、カッコイイ先輩になりたい? それは違うな。俺なら、その新人のことをまずは色々と知ろうと努力する。仕事のことだけでなく、プライベートなことも全てじゃ。すると、他の奴らが気付かない良さも悪さも分かってくる。つまり、愛じゃ。愛を持って接すれば、自分が何をしてあげるべきなのか見えてくる。そうなると、自分がカッコ良く見えようが、嫌われようが関係無くなってるんじゃ。
それが後輩にとって必要なことだと思うのであれば、嫌われようとどう思われようとか関係ない。親も一緒じゃ。子供に嫌われたい親なんかおらんよ。それでも、子供の将来のことを心底考えるから、愛するからこそ子供を叱るわけじゃ。結論はこれよ。『少なくとも、いとこ以上の絆を持てるぐらいに愛してみろ』。お前ら、愛が足らんのじゃ。じゃあの。
高山:2連続の「愛」。ひょっとしてKANのファンですか?
岡村:結局ね、最後は愛が勝つんですよ。親に殴られたことがありますか?
高山:はい、ボコボコ相談室状態でした。
岡村:そうですよね。親も当然、子供に嫌われたくなんかないんですよ。それでも、子供に正しく生きて欲しいから、嫌われようとも、怒ったり叩いたりすることがあるということです。
高山:そういうことじゃ。愛を持ってやってみいや!
岡村:そうじゃい!
●岡:実はもう一つ、質問があるんです。聞いてもらっていいですか?
【質問4】●岡さん(男性/入社2年目)
アドウェイズでは、「社内恋愛したら転勤」という暗黙の社内ルールがあると先輩から聞かされていました。でも、、、先輩が最近、社内恋愛で結婚しましたよね? それなのに、転勤どころかみんなから凄く祝福されています。これは、どういうことなんですか? 社内恋愛は禁止じゃないんですか?
高山:確かに、社内恋愛はアドウェイズでは御法度。転勤だと御触れが回っておりますが、これはどういうことですかね?
岡村:…浅い。君らは浅いよ。またしても言っておくよ。愛とはなんぞや?
岡村のガチンコ回答
確かに、ウチでは社内恋愛したら転勤ということになっとる。ただな、最近社内恋愛で結婚したあの二人がなぜ祝福されているのか、それはな、ちゃんと愛し合っているということを二人が結婚という形で証明したからじゃ。つまりな、「社内恋愛したら転勤」という暗黙のルールがあるにも関わらず、二人はそれでも一緒にいたかった。決して遊びではなく、真剣だったということ。それを止めさせることなんかできんし、むしろ祝福すべきことよ。
要するにだ。大切な女性社員、つまり『俺の妹』にチャラチャラした遊びの気持ちで声をかけて来る社内の奴は、それが分かった瞬間にアウトじゃ。そんなダサいことしてる奴らには、ワシは容赦せん! 「この人といられるなら転勤になってもいい」と思えるなら、ルールを破ってみろ! じゃあの。
※若手社員からの質問を「愛」というキーワードで解きほぐしていく岡村
岡村:だいたいね、カッコ悪いんですよ。そりゃ、新入社員に対して先輩が「悩み聞いてあげるよ」なんて声をかけて、二人っきりの酒の席に誘い出すなんていうのはメチャクチャ簡単ですからね。本来なら、恋愛において一番難しい過程を省けるわけだから。男なら、そんな温室の中で浮ついたことするんじゃなくて、強風の吹きつけるストリートで戦ってみろよ!
高山:…はぁ。冴えない男の気持ちとか分かります? だってアドウェイズの社長で、当時の株式上場最年少記録保持者でしょ? そのことを出したら付いてくる女性はいるでしょうよ。
岡村:ダサい! 僕はそういう時に仕事の話はしませんね。「僕は社長です」なんて言いいながら気を引こうなんてカッコ悪いでしょ?
高山:当然ですよ! 飲み屋でいきなり名刺渡したり、おくりバントの動画を見せたりなんて絶対にしてないですよ!
●田:あ、私そういえば、1年目の頃に高山さんから悩みがあったら聞いてあげるよって言われたことがあったし、動画見せられたりもしましたね……。
※確かに高山の好きなタイプではある。
高山:いや、これは誤解! 明らかに思い悩んでいる顔をしていたんで、本当に先輩として心配になりまして、本当にそれだけなんですよ!
岡村:……。
高山:だいたい僕は熟女好きなんです!20代の女性は自分い言わせりゃ出荷前ですよ!
一同:……。
※キュートな表情で誤解を解こうとするおくりバント高山だが洗濯泥棒にしか見えない。
岡村:じゃあ、みんなの質問にも答え終わったところで、ちょうど洗濯もフィニッシュ!ここらで今日はお開きということで。最後に僕はマッサージチェアやってから帰るんで。これが楽しみでいつも来ちゃうんですよねー。
※岡村が人目を忍んでこのコインランドリーを訪れる理由はマッサージチェアだった!
高山:ちょっと待ってください。悩みを聞いてください!
【質問5】おくりバント社長・高山(男性/途中入社8年目)
今月の予算が達成できないかもしれません。どうしたらいいでしょうか?
高山:…回答をお願いします。
岡村:…いいでしょう。お答えしましょう。
岡村のガチンコ回答
達成できなかったらサヨナラじゃ。じゃあの。
▪️撮影協力『梅月コインランドリー』
東京都新宿区西新宿6-19-2
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PHOTO Munenori Nakamura
構成 是枝勉
企画&編集 株式会社おくりバント