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岡村陽久の勝手にしやがれ

あなたの相談を岡村流「勝手な解釈」で解決。ITのことから、世の中、男女、不条理まで

【第21回】下関から福岡市までママチャリで激走!?岡村陽久&小渕宏二の『出張!リアル勝手にしやがれ』in 福岡

株式会社おくりバントが鋭意製作しております『岡村陽久のTHE 勝手にしやがれ』のリアルイベントが、『B Dash Camp』にて再び開催されました。舞台は3月16日(木)・17日(金)に開催された『B Dash Camp 2017 Spring in Fukuoka』。今回もセッションの内容をダイジェストでお届けします!

 

と、その前に……

 

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関門海峡をバックに笑顔の二人。
『リアル勝手にしやがれ』はここから始まる!


イベント登壇前、下関から『B Dash Camp』会場までを自転車で走破する岡村マラソンを行なったアドウェイズ岡村とクルーズ小渕社長。会場の皆さんに感動を届けることはできるのか!? 本編の前に、岡村マラソンの様子をご覧ください!

 

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関門トンネル人道入口からのスタート!
トンネルを使い海峡を渡ります。

 

 

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関門トンネルを渡り、門司港で待ち受けるスタッフのもとに到着!
 

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ここで小休憩と健康状態のチェック。
会場まではあと80kmだ!

 

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「 80kmかぁ…… 」

 

 

 

 

 

 

〜1時間半後〜

 

 

 

 

 

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「 岡村ドライブだこれ…… 」

 

門司港から残り50km地点までは進んだ岡村マラソンだったが、イベントまでの残り時間が足りないことが発覚。涙を呑んでの戦略的撤退となったのであったーー

 

それでは、ここからは『リアル勝手にしやがれ in 福岡』の様子をお届けします!リアル勝手にしやがれを「全てのベンチャー企業に勇気を与えるセッション」と評する小渕社長に引っ張ってもらいつつ、今回も起業家の皆さまからの質問に回答して参ります!!

 

 

***

 

 

 B Dash Camp 2017 Spring in Fukuoka

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スピーカー
クルーズ株式会社 代表取締役社長 小渕宏二氏
株式会社アドウェイズ 代表取締役社長CEO 岡村陽久

司会
B Dash Ventures株式会社 西田隆一氏

 

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岡村ドライブを終え、自転車でラストスパートをかけるアドウェイズ岡村。

 

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会場の皆様に生温かく迎えていただきました。

 

***


小渕:改めまして、『リアル勝手にしやがれ』もおかげさまで4回目となりました。感謝の気持ちをこめて、みなさんの意見を尊重せずにあくまで勝手にやらせて頂きます。いいですか、岡村さん。

岡村:えー、勝手にしやがれー。

小渕:岡村さんの話が長ければ、勝手にカットさせていただきます。よろしいですか?

岡村:勝手にしやがれー。

小渕:それでは早速相談に参りましょう!


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セッションスタートです!

 

 

「効率化しようという思考があれば必ず解決できる」

多過ぎる会議時間への対処法


ひとつめの質問は、起業家ならば誰もが経験する会議の問題点について。しばしば厳しい目を向けられる無駄な会議時間についての問いが、会場の空気を思いもよらぬ方向へ運びます。



小渕:それでは早速始めていきたいと思います。「社員数が50名を超え部署ごとの連携が取りづらくなってきたので、定例会議を行なっているのですが、会議が増えすぎてそれだけで1日が終わってしまいます。良い解決方法はないでしょうか。」ということで、若手起業家Aさんからの質問です。

これって割と色んな企業がぶち当たる小さい壁だと思うんですけども……岡村さんからアドバイスするとしたら何でしょう。

岡村僕はすごく会議が好きなのでいいなーと思いますね。

小渕:(笑) すごく会議が好きな社長……実に迷惑ですねぇ

岡村:うちも会議が増えた時期はありました。でもそのうちこの会議無駄だよねと、会議は少なくなっていくものなんですよね。最近会議が増えてきたって話なら、この時期を乗り越えれば多分戻るんじゃないかなと思います。

小渕:岡村さん……質問に対して何も回答してないですよ。

岡村:逆に僕は何かと会議をセッティングするんですけど、ちょうど昨日他の役員から、岡村さんが会議好きなせいで会議が多くて僕ら迷惑してるって言われたばっかりですね。

小渕:やっぱり迷惑だったんですね。

岡村:例えば僕、会議の枠を2時間設定したけど1時間で終わりそうな時、あえて引っ張って2時間とかにするんですよ

小渕:………それ、なんか得られるものありました?

岡村:いや、僕やっぱり会議がすごい好きで

(会場笑)

小渕:迷惑ですね〜。じゃあ岡村さん、良い解決方法は、っていう問いに対しては?

岡村:いや、逆にすごい良いと思いますよ。

(会場笑)

岡村:でも、増やしたくても会議は減っていくものですから。

小渕:自然にね。

岡村:はい、効率化しようという思考があれば段々減っていくので。

小渕:岡村さんは会議が好きだけど現場が勝手に効率化してくっていうことですよね。じゃあ悩める起業Aさんに対しては、現場がやってくれるから気にするなということでしょうか?

岡村:そうっすね、はい!

小渕:バカですね~(笑)でもそれでも上場企業の社長にはなれるって、すごい勇気をもらいましたね~、ありがとうございます。

 

相談その1:増え過ぎた会議の負担をどう軽減すれば良いか。
岡村の回答:会議は社員が減らしてくれるので気にしない

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今日も短時間でアドウェイズ岡村から回答を引き出していく。


 

「嘘つくなってことですね」

社長と社員の正しい距離感


2つめの相談は社員との距離感についての質問。組織を運営していく上では避けて通れない人間関係の悩みに答えます。


小渕:相談その2。「まだ30名ほどの会社なのですが、最近社員との距離を感じています。社長としてある一定の距離感を保つべきなのか、常に距離を縮める努力をするべきなのか、どちらが良いのでしょうか。」中年起業家のYさんから。中年ですね。

岡村:中年ですか。中年だと話変わってくるかもしれないですけど、僕の場合は……

小渕:中年だと話変わってくるけど僕の場合はって、あんたも中年だろ!

岡村:いや僕も社員30人くらいだった頃は若くて若手起業家だったんです!その頃は、距離をすごい縮めてましたね。寮とか作って僕もそこに住んで、社員も住ませて、すごい近いじゃないですか。

小渕寂しがりやなだけじゃないですか。でも確かに、岡村さんとアドウェイズの社員さんって仲良いですよね。岡村さんからすると、迷ってる起業家Yさんは全然ダメ?

岡村:距離を保つか縮めるか……まあ結論、自分が好きな方いったらいいと思います

小渕:岡村さん相談乗る気は、ある?

岡村:ありますあります! いや距離が近いデメリットもあると思うんですよ。社長ってだけで尊敬してくれてた社員も、距離が近いと「意外とこいつ大したことねーぞ」ってなってくるんですよね。

小渕:岡村さんやっぱり大したことねーなって思われがちなんですか?

岡村半年で舐められますね

小渕:(笑)

岡村:言いたいこと言われるとマネジメントは大変ですよね。でもやっぱり距離が近いぶんこっちも言いたいことが言えるメリットはあるし。

小渕:そのフラットさが岡村さんの良さなんだろうね。僕が思うに本質は、嘘をついちゃダメだと思うんです。この悩める起業家Yさんが神様のように扱われるタイプの人ならそういうブランディングで進めばいいし、岡村さんに似たキャラなら距離は近い方がいい。無理せず嘘つくなってことですね。

岡村:そうですね。そう思いますね。

小渕:僕から見ると岡村さんは素直にやってるからこそ長続きして良い結果に繋がってるんだと思うので、ぜひ参考にしてみてほしいと思います。

 

相談その2:社員との正しい距離感とは。
岡村の回答:無理せず素直な自分で付き合えば良い。

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小渕社長と喋れてすごく楽しいアドウェイズ岡村。

 

 

「野生の勘と、“なにこれ すげー こんなのはじめて”」
新規事業の軸をどう考える


3つめの質問は新規事業について。会社の数と同じだけの答えがある問いに、社長二人がそれぞれの考えを語ります。


小渕:次行きます。相談その3。「ステージによって新規事業の考え方は変わってくると思いますが、今はどのようなことをに新規事業をお考えでしょうか。」起業家Mさんからの質問ですね。

確かにステージによって新規事業の考え方は変わって……くるのかな? 僕は、そんなことも思わないんだけど。岡村さんはどうですか?

岡村:いやー……うちは正直、儲かってる時なのか儲かってない時なのかでブレちゃうところがありますね。

小渕:なるほど、市場規模のステージというよりも、収益が今良いか悪いか。

岡村:なので、会社全体が調子良い時に始めた事業には、どんどんやっちゃえ!PLなんて気にすんな!って言うんですけど、全体の業績が悪くなったらなんでこんなの取ったんだよ、なんとかしろよって。

小渕:なるほど。もうちょっと考えてやったほうがよくないですか(笑)

岡村:ただ、考え方は変わってないと思うんです。アドウェイズは会社の価値観として「なにこれ すげー こんなのはじめて」って言葉をスローガンにしていて、そう言われるようなサービス、プロダクトを作るぞという部分を軸に考えてます。軸があることで厳しい時でも踏ん張りが効くのかなと思いますね。

小渕:新しいチャレンジする時に「なにこれ すげー こんなのはじめて」ってことだったらやるし、そうじゃなかったらやらない。スローガンに基づいて色々考えてるんですね。

岡村:そうですね、ここ2、3年ですけどね。逆に小渕さんの会社はどうなんですか。

小渕:うちはシンプルに、クルーズの持っている資産、培ってきたノウハウやシステム、得意分野を横に展開してすぐお金になるかどうかを重要視しています。現実的かもしれないけど、そこが事業の軸に考えることですね。


ということで岡村さん、質問への答えとしては、アドウェイズだったらスローガンに基づいて軸を考える。でも岡村さんの言うことは調子の良し悪しでコロコロ変わる。こういうことですね(笑)

岡村:ほんとはダメなんですけど、変わりますね。

小渕野生の勘と“なにこれ すげー こんなのはじめて”ってことですね。参考になりましたでしょうか。

 

 

相談その3:今のステージにおける新規事業の軸とは。
岡村の回答:言うことは変わっても、アドウェイズの軸はいつも「なにこれ すげー こんなのはじめて」。

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写真素材に事欠かない社長、それがアドウェイズ岡村である。

 

 

「二人の場合はうちを狙ってるってやつです」
アドウェイズ岡村が語る採用の極意


4人目の相談者は良い社員を集める方法について悩んでいる様子。優秀な部下に恵まれるアドウェイズ岡村は、果たしてどのように仲間を集めてきたのか。若手起業家ならば誰もが気になる質問の答えはとはーー



小渕:相談その4。「最近流行りのリファラル採用を当社でも強化しています。社長の私自身が背中を見せないといけないと思っているのですが、正直友達がいません。交流会なども積極的に行くべきでしょうか。また、どのような人を採用するべきでしょうか。」という質問ですけども、岡村さん、まず最近流行りのリファラル採用ですね。

岡村:はいはいはい。

小渕:岡村さん、リファラル採用についてどう考えてますか

岡村リファ………………

(会場笑)

 

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岡村:リファラル採用………?

小渕:リファラル採用っていうのは、友達紹介みたいな感じですね。

岡村:あ、社員紹介! あー、やってますうちも!

小渕:やってるんですね。でもリファラルって言葉は知らない?

岡村:あ、リファラルは知らないっす。

小渕:知らないっすよね。いやー、勇気もらえますねやっぱりねー。

(会場笑)

小渕:どうですか岡村さん、友達紹介を強化してるんだけど、社長自身が背中を見せないといけないと思ってると。

岡村:そんなことはないと思います。

小渕:そんなことはない?見せる必要はないと?

岡村:これすごく難しい問題かなと思ってて、アドウェイズ16年やってるんですけど僕が直接採用したのって、ひとりだけなんですよね。

小渕:ほー、16年やって一人しかいないんだ。よくそれでここまで大きくなったね。

岡村:いえいえいえ。身内はあんまり会社に入れたくないんですよね。社長の仲良い人ばっか集めてるとか思われるのが嫌なので。でも会社としてはリファラル採用、積極的にやってますね。

小渕:リファラルは知らないけど、積極的にやってるんですね。でも社長が背中を見せなきゃいけないかというと、そんなこともないぞと。

岡村:そうですね。気にしすぎですね。「友達がいない」ってことのほうが問題だと思いますね。

小渕:岡村さんは友達何人くらいいるんですか

岡村:んー……… 5人くらいいますね。

小渕:結構少ないですね(笑) 僕その中に入ってますか?

岡村:入ってます入ってます!

小渕:交流会に積極的に行くべきかって質問は、どうですか?

岡村:いや、交流会に行ってその人を入社させるべきかどうかなんてわかんないですよね。

小渕本質的ですね岡村さん。

岡村:あ、いえいえいえ。

(会場笑)

小渕:じゃあどうやったらわかりますか。

岡村:うちはやらないですけど、取引先の方ですね。取引先の方って、何度もあって仕事ぶりをお互い見てるわけじゃないですか。

小渕:確かに相手先の営業マンとか開発者とか、取引先の人の仕事は見えますよね。アドウェイズはやらないって言いますけど、逆に引き抜かれたりした場合はどうでするんですか?

岡村:うちは、一人まではオッケーっすね

(会場笑)

小渕:二人目は?

岡村:二人目からは、文句言います。

小渕:なるほど、そこの基準は?

岡村:二人の場合はうちを狙ってるってやつです。

小渕:なるほどなるほど、一人なら偶然だから良いけど、わざとやってるなら怒っちゃうよ?と。

岡村:一応、半年以内に二人やられたら文句言うよっていう基準ですね。

小渕:岡村さん、ほんと漢(おとこ)ですね。義理欠いたりとか、わざとみたいのは嫌いってことですね。

岡村:そういうことですね。

小渕:なるほど、じゃあ交流会なんか行ったってわからない。仕事ぶりがわかるのは取引先。でも、岡村さんは取引先から取ったりしない……。 じゃあ岡村流だと、どうすればいいんですか?



岡村:えー………………

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岡村:………。

 

インテリジェンスさんとかに相談しますね


(会場爆笑)


小渕:えっとね、それ全員やってますよ。

岡村:あ、そうですか?

小渕:全員やってます。だからなんの悩み相談にもなってない。

岡村:ほんとうち、8割がインテリジェンスさんとかリクルートさんから人材紹介していただいてて。

小渕誰だよこの質問選んだの~~~~!

岡村:で残りの2割くらいが社員の紹介で、その紹介の半分は元社員の出戻りですね。うちって退職者を“出向”って呼んでるんですよ。あいつあそこに出向してるんだぞって。

(会場笑)

小渕:なるほどね、岡村さんの会社のことを僕が「あーアドウェイズ、うちの連結子会社ね」って言うみたいな感じね(笑)

岡村:そうそうそう、出向っていう気持ちで。いつか辞めた社員全員戻したいなって思ってますね。

小渕:良い男だねぇ。

岡村:いえいえいえ。

小渕:リファラル採用だけじゃなくそういう風に辞めた人を戻すってのも、当然お互いのことわかってるんで正解なのかもしれないですね。

 

 

相談その4:リファラル採用にどう向き合うべきか。
岡村の回答:人材紹介会社にお願いするのが一番。取引先や、退職者に来てもらうのも良い。

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会場には岡村大好き女子の姿が!(信じるかは、あなた次第です)


 

「どんなに困ったとしても全部出したかった」
社長はどこまで奢るべきか


こちらも悩む人は多いであろう「奢るか奢らないか」問題。必ず奢る派であるアドウェイズ岡村の熱き想いが導く奇跡のストーリーとはーー


小渕:これは面白い質問です。「設立半年の会社で、私含め4人でやってます。現在スタート時で正直お金がない。社長として飲み会はおごるようにしていますが、ランチは割り勘にしてます。問題ないですか。」ということですが。

岡村:いやめちゃくちゃ問題だと思います。

小渕:めちゃくちゃですか。

岡村:はい、ぼく16年社長をやってきて、一回だけ本当に困ったことがあるんですよ

小渕:お金に?

岡村:お金にっていうか社長として困ったときがあって。

小渕一回しかなかったの?

岡村:一回だけですね。

小渕:やっぱり鈍感力だね(笑)

岡村:2004年くらいに、ある社員の方が辞めるので送別会に呼ばれたんです。でも財布には4000円銀行にも2000円しかなかったんです。割り勘なら6000円で済むと思うんですけど、僕はそれで参加したくなかったんですよね。どんなに困ったとしても全部出したかったんです

小渕:優秀な社員の送別会なんだから、困ってても俺が出すぞと。

岡村:はい。それで悩んだ末に断ったんです。でも本当に来て欲しいからちょっとだけでも顔だして下さいみたいなやりとりがあって、そこまで言われて行かないわけにはいかないじゃないですか。

小渕:そりゃそうですね。

岡村:わかった行くよと言ったんですけど、ほんとに6000円しかなかったんで、割り勘していいのか、やっぱり行くのをやめようか、ほんとにその時は困りましたね。

小渕:そうですか……

岡村:そうしたら奇跡が起こって、銀行で2000円おろそうとしたら、100万2000円入ってたんすよ

小渕:え? その100万どうしたの??

岡村:いや知らないんですよ。

小渕:あ、忘れてたってこと?

岡村:100万円が振り込まれてたんですよ。

小渕:誰から?

岡村:いや、それがわかんないんです。

(会場がざわつく)

岡村:とにかく100万2000円って書いてあったんです。で、やった!奇跡が起きたと思って。

小渕:え、その日に振り込まれてたの??

岡村:そうなんです!これは神からの振込だと思いました。おかげで送別会の支払いもできて。でも、こういうお金って全部使った方が良いじゃないですか

小渕:え?

岡村:それで土日で100万全部使い切ったんです。そしたら月曜日に友達から電話かかって来て、「岡ちゃん、100万くらい振り込まれてなかった?」って。「いや振り込まれてないよ」って嘘ついたんすけど。

小渕:間違いだったの!?(笑)

岡村:そうなんですよ。それを自分のお金だと思って使っちゃったんですよね。まぁちょっと余計な話が長くなったんですけど、

小渕:余計な話だけで何の解決にもなってないですね。

岡村:これはもう一人一人の価値観が違って良いことだと思いますけど、僕の場合はランチ代でも出したいですね。うちも昔は給料安いのに夜中まで頑張ってもらってたんで、せめて昼飯とか晩飯くらいはと思って出してました。

小渕:じゃあこの相談者に対しては、全部払おうと。

岡村:そうですね、ほんとにお金が無くても全部出した方が良いと思ってます。

小渕100万円くれるバカな友達がいなくても全部自分で出せということですね。

岡村:そういうことですね(笑)

 

相談その4:ランチ代は割り勘でも良いですか。
岡村の回答:自由だが、自分なら無理をしてでも出す

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今回用意した質問はここまで!会場からの質問タイムです。

 

***

 
小渕:それでは、会場にどなたか悩める質問者がいれば質問をお願いします。どうぞ。

質問者1:先ほど、一人だけ直接採用されたとおっしゃっていましたが、それはどういった方なのでしょうか。

岡村:あ、それはですね、現在採用の担当役員の松嶋ですね。

質問者1:それはどういった理由で雇おうと思われたんでしょうか。

岡村:当時2002年だったんですけど、取引があった会社に松嶋が勤めていたんです。そこで今のアドウェイズに絶対必要な人だと感じたんで、来てください来てくださいとお願いしました。松嶋も会社を簡単には辞められないということで、仕事のキリのいいとこで2004年にうちの会社に来て頂いたということですね。

小渕:つまり……さっき取引先からはとらないって言ってましたけど、とったってことですよね?

岡村:そうっすね(笑)

(会場笑)

 

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質問者には岡村Tシャツをプレゼント。質問ありがとうございます!

 

***

 
質問者2:他の会社と違う雰囲気をお持ちだなと思ってるんですが、会社独自の文化ってあったりしますか。

小渕:文化ですか。やっぱり1万人を超えるまでは良くも悪くも社長が全ての雰囲気を作るから、社長のキャラクターが会社の文化を作るんだろうなと思いますよね。岡村さんどうでしょう。

岡村:他社の方が転職されて来てびっくりすることは、うちって会議とかでも僕や役員の言ったことを現場の方達が割と平気で否定するんですよ。そんなやり方じゃ全然儲かんないからこっちのほうが良いですよみたいなことを言うんですけど、それが当たり前になってるんで誰も驚かないんです。

小渕:そのアイデア良いな、みたいな話になるんだね。

岡村:なのでうちは、何か言われても「いやいや俺はこう思いますよ」みたいに自分の意見とか自分の考えを持ってる人が出世して上に行く文化がありますね。

小渕:なるほどね~。そりゃ社長がリファラルを知らないくらいだから、こいつなんも分かってねーな、違いますよ社長ってね(笑)

岡村:そうですね。1日5回くらいは「ほんと岡村さんなんも分かってないっすよ」って言われますね

小渕:でもそれが岡村さんの良いとこですよね。そのキャラクターが独自の文化を作って、社員が社長の間違いを修正しながら会社が大きくなってきたんですよね。アドウェイズって、すごく良い会社だと思う

岡村:ありがとうございます。

小渕:じゃあ岡村さん時間なんで、この辺でお開きにしたいと思うんですけど……あと30秒あるので、30秒の質問できる方いますか。どうぞ。

質問者3:岡村さんは学歴コンプレックスって感じることありますか。

岡村:いや、一回も感じたことないですね。

小渕:よっ!良い質問でした、ありがとうございます。岡村さんちなみに学歴は?

岡村中卒です。

小渕:よっ!かっこいい。やっぱりみんなに勇気与えますねこれでいいんだって。今日も1日走って、面白いこと言ってくれてありがとうございました。時間過ぎるの早かったですけど、そろそろお開きにさせていただきたいと思います。

お声がけなくても次も勝手にやらせていただきたいなということで、最後に皆さん、いつも恒例なんですけど一本締めで最後しめさせて頂きたいので、お手を拝借します。

会場:よぉ〜〜ッ! パンッ!

岡村&小渕:どうもありがとうございました!


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最後までお付き合い頂きありがとうございました!

 

いかがでしたでしょうか。アドウェイズ岡村の野生的な回答「社長の素直なキャラクターが今の会社を形作っている」というを通してもらったことで綺麗にまとまりましたね。さすがクルーズ小渕社長、まとめ力がすごいです。今回のセッションが、起業家のみなさんにとっても少しでもヒントになれば幸いです。

 

***

 

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株式会社おくりバント

info@okuribunt.com


引き続き『勝手にしやがれ』では、アドウェイズ岡村が皆様の疑問質問に(偽らないキャラクターで)お答えして参ります。次回もお楽しみに!

【勝手にしやがれ!20回記念/アドウェイズ設立16周年記念】中卒だってリスクじゃない!アドウェイズ岡村が語る、新しいことを始める方法

アドウェイズ社長の岡村陽久がユーザーの悩みや疑問に答える人生相談シリーズ。記念すべき第20回は『勝手にしやがれ』のこれまでを振り返る回。アドウェイズ岡村がブログに込めたのはどんな想いだったのか……。奇しくも本日2月28日で設立16周年となるアドウェイズ岡村流、新しいことの始め方にも迫ります。

〜登場人物〜

 

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岡村 陽久
株式会社アドウェイズ社長。
前回の「名言写真」が気に入ったようで、良い撮影場所を探している。
 

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高山 洋平
株式会社おくりバント社長。20回記念でかなりハシャいでいる。

 

 

***

 


高山:『勝手にしやがれ』20回、おめでとうございます!!

 

岡村:ありがとうございます!これも全て読者の皆様のおかげです。

 

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高山社長ブログって続かない傾向があるので、20回を迎えられて感無量です!

 

岡村:高山さんも、これからもよろしくお願いします!

 

高山:はい!!

 

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高山:めでたいですなぁ!

岡村:はっはっは

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スッ



岡村:……高山さん。ちょっと、屋上いきましょうか

 

高山:えっ……イヤです

 

岡村:浮かれるのもわかりますけど、初心忘るべからずですよ。区切りの回ですし、これまでを振り返りませんか。屋上で。

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岡村:ほら行きますよ。

 

高山:な、なんで屋上なんですか……?

 

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業務用エレベーターで屋上へ向かう二人。

 

高山:ぼく殴られたりするんですか? 岡村さん……?


岡村:……到着です。


高山:こ、これは……

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高山なにこれすげー!!

 

岡村:そうでしょう、こんなのはじめてでしょう!

 

高山:ほんとにすっげー眺めですね!新宿の街を一望できますよ!!

 

岡村:どうです、この屋上なら格好良い写真が撮れそうでしょう。

高山:あっ、  そういうこと!?


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「格好良い写真が撮れそう」という理由で屋上で対談スタート。かなり寒い。

 

 

〜『勝手にしやがれ』を振り返る〜



高山:これまでで一番印象に残ってる回はありますか。

 

岡村:やっぱり第1回の、サイバー藤田社長炎上問題の回ですね。

 

高山:サイバーエージェントの藤田社長が炎上して、岡村さんが「見てらんねえ」と。あれが全ての始まりでしたね。

 

岡村物事の片面だけを見て批判する風潮に対して、逆にもう半面を見て肯定をしたいなと思ってブログを始めたんです。

 

高山:確か炎上の記事が出てすぐに、LINEで「やろう」って連絡がありましたよね。

 

岡村:あの記事読んで、僕ほんとに許せなかったんです。藤田社長のことを何にも知らない奴が、言葉尻だけでなんでそんなに批判できるんだと。藤田社長がどんな気持ちだったかわかるのかと。まぁ僕も何も知らないわけですけど(笑)

 

高山:批判してる側も勝手な解釈で言っていて、岡村さんも勝手な解釈で擁護する。同じ勝手なら人を叩かない方がいいよね、ということですね。

 

岡村:それでタイトルを『勝手にしやがれ』に決めたんですよね。そういう見方も広がって欲しいと思ってブログをやっています。

 

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目を閉じた写真も、屋上だと神秘的な雰囲気が出る。気がする。

 

 

〜新しいことを始める言葉〜



高山:ブログも即決でしたけど、普段から新しいことをすぐに始められるタイプなんですか?

 

岡村:何かをやりたい気持ちがあってやらなかったことは一度もないですね。調べた結果あんまり面白くなさそうだなと思ってやらないことはありますけど、面白そうだなと思ったら絶対にやります

 

高山:昔からそうだったんでしょうか。

 

岡村第7回で登場してもらった近畿設備時代の僕の上司、西村所長がいつも「思い立ったが吉日」と言っていた影響も大きいと思います。

自分で会社をやりたいと思い始めた頃、西村所長に相談したんです。そうしたら所長は「思い立ったなら、吉だ。そう思ったならすぐやれ、すぐ行け」って送り出してくれました。あの時の言葉は忘れません。


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寒空の下、近畿設備時代に思いを馳せるアドウェイズ岡村。

 

高山: じゃあ何事もすぐに始めた方がいいってことでしょうか。

 

岡村:僕はタイミングは今じゃなくても、明日でも、3ヶ月後でも、半年後でもいいと思ってます。でも、やりたいと思ってる以上は絶対にやるべきです

 

高山:必ずやることが大切ということですね。でも、新しいことを始めるって多くの人にとっては大変なことじゃないですか。失敗も怖いですし。

 

岡村:始めるかどうかっていうのは、やる、やらないの判断ですよね。僕は、なんでやらないんだと思いますよ。リスクなんて、僕は「ない」って思ってます

 

 

〜始めるリスクなんてない〜


高山:でも、失敗したら最悪ですよ。会社だったら損害が出ますし、周りからの目もあって情けないし。やらなければそういう目にも遭わないわけですから、やるリスクは高いですよね。

 

岡村:確かにそうです。でもリスクを小さく始めることはできるはずです。

僕は高校中退して社会に出たので、それをリスクと思わなかったのかよく訊かれます。でも僕は一切のリスクだと思わなかったんですよ。

 

高山:え、リスクって思わなかったんですか?

 

岡村:実は僕、高校やめる前に本屋に行ったんです。本屋に行って、大学入学資格検定の問題集にざっと目を通した時に、あ、これは全部解けるなと思ったんです。

何かが失敗したかどうかって1年か2年で判ると思うんです。当時僕は高1だったので、社会で失敗して2年後に学生に戻ろうと思ったら、大検受けて大学受験すればみんなと一緒です。仮にそれが1、2年遅れたとしても大学院行ったと思えばいいじゃないですか。

 

高山:学生はまだ思い切れるかもしれませんけど、社会人の転職や起業には色んなリスクがありそうですよね。


岡村:実際にどんなリスクがあんのかって話なんです。例えば一流企業に3年勤めていて、起業しようか迷っている。失敗するかもしれないし、退職は大きなリスクだと思っている。 それ、ほんとにリスクですか?

 

高山:それは流石にリスクじゃないですか。

 

岡村:全然リスクじゃないんです。むしろこの場合はメリットしかありません

だって大手に3年いたんですよ。起業の失敗だって2年でわかるじゃないですか。2年頑張ってダメでもまた転職すればいい。大手に5年いた人間と、大手に3年いて起業2年した人間だったら、起業したやつのほうが経験豊富な人材です。だから起業が失敗しても実はメリットなんです

何かを始めるにあたってみんながリスクだと思うことの大半って、実はリスクじゃないんですよ

 

高山:はぁ~、実はリスクじゃない……!

 

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ついに名言が出た! ポーズのほうも小慣れてきているぞ!

 

高山:そういう考え方はどうやったらできるんでしょう。

 

岡村:もちろん僕も、何かを始める時の一次反応はみんなと同じでリスクだと思います。でもすぐに、何が本当のリスクなのかを考えるんですよね。そうすると必ず、そのリスクってのが実は考えればゼロにできたり、10分の1に減らすこともできるものだと判ってくるはずです。

 

 

〜周囲の目というリスクをどう捉えるか〜

 

高山:失敗のリスクは分析すれば軽減できる、と。でも周りの目っていうリスクもありますよね。やっぱり失敗したって親とか友達とか同期とかから見られるのは無視できないリスクじゃないですか。

 

岡村:全くリスクじゃないですね。それって表面的な話じゃないですか。

 

高山:でも普通の人にとってかなり怖いことだと思います。

 

岡村:それは、そもそも誰のために生きてるのかっていう、根本的なところが違うと思いますね。

 

高山:はっ……!

 

岡村:親のために生きてるんだったら、親が安心する会社に行って、親が安心する人と結婚して、親が安心する場所に住めばいいじゃないですか。それは正しいと思います。友達のために生きているなら友達が喜んでくれることをすればいいと思うんです。

でも、そのためにみんな生きてるんですかって話じゃないですか。

 

高山:ほんとは違うはずですよね。

 

岡村:まったく違いますよ。自分のためでしょう。むしろ親だって自分のために生きて欲しいと思ってるじゃないですか。友達だって「お前のために生きろよ」って思うわけじゃないですか。それが実は自分のためにもなるし親のためにもなるし友達のためにもなるんですよ。

 

高山:た、確かに〜!

 

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寒い屋上でTシャツ1枚なのにこの笑顔。さすがIT社長である。

 

高山:でも僕みたいに結婚してて、家族のために独立できないって人はどうすればいいですか。

 

岡村:だったら土日にやったらいいんです。全リソースを独立に割いちゃったら、失敗した時に家族に迷惑がかかります。だったら土日や遊ぶ時間を使えばいい。土日にやって上手くいったら、今度は平日にもやればいいんです。

家族に対してリスクを取らずに新たなことを始める方法は、いくらでもあると思います。

 

高山:ってことは、始めないことがリスクってことですか?

 

岡村:結果そうなりますね。世の中に本当の意味での始めるリスクなんてないんです。リスクをよーく考えたら、それってメリットにもなるし縮小することもできるんです。リスクだと思ったことをもっと真剣に考えたほうがいいと思ってます。

 

 

〜経験がないから始められない人達へ〜

 

高山:知識や経験がないから始められない時はどうすればいいんでしょう。

 

岡村:僕はこのインターネットの商売を始める時、パソコンも使えなかったんです。それでよく始めようと思いましたねって言われますけど、逆にその時にインターネットのこと知ってる奴がいたのかって話です。

今インターネットで大きい会社って、その時期に参入して、知らないけどなんとかなった人達じゃないですか。そういう人がこれだけ大勢いるんだから、知らないとか経験がないとかってことは、やるかやらないか決める上でそんな重要じゃないはずなんです

 

高山:知らないで成功してる人はいくらでもいると。

 

岡村:確かに「経験がない、だからできない」っていうのは本当の話なんですよ。だって経験がないんですから。ただ、これがいつの話かっていうと、実は江戸時代の話なんですよ。

 

高山:江戸時代……

 

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高山:……それほんとですか?(笑)

 

岡村:はい。お前経験がないだろ、だからできないだろというのは、江戸時代では本当だったんですよ。ただ、今って平成じゃないですか。平成は、経験がないからできないって繋がらないんですよ。

だってスキューバダイビング始めたかったら、とりあえず道具売ってるお店の人に聞けばいいじゃないですか。本屋行ったら入門書を売っていて、読み込めば下手に経験ある人よりも詳しくなれますよね。だいたい今時グーグルでなんでも調べられるじゃないですか。

 

高山:確かに、いくらでも手段はありますね。

 

グーグルで調べる、本屋に行く、知ってる人に電話する。昔はグーグルも本屋も電話もなかったから、経験がないとできなかったんです。今はグーグルも本屋も電話もあるんで、ここで調べればできるんですよ

 

高山:そっか、経験がないからできないってのは古いのかぁ。

 

岡村:インターネットができて、そこに誰かの体験や知っていることが共有されてるわけじゃないですか。それを誰でも見れて、人の経験や知識を自分のものにできる。だから、始める上で経験がないっていう問題は、実はもう解決されてるんですよね。

 

高山:なるほど〜、言われてみればそうですよね!

 

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釣り用ボートのエンジンが壊れた時も、ネットで調べたら自力で修理できたとのこと。

 

 

〜岡村流、新しいことを始めるための習慣〜

 

高山:最後に、普段から心がけられる「新しいことを始めるための習慣」があれば教えてください。

 

岡村:僕は、本屋に入ったらタダでは出るな、必ず一冊は持って帰れってことを意識しています。

 

高山:え、それって大丈夫なんですか。

 

岡村もちろんお金は払います!(笑)お金を払って、必ず一冊は持って帰るんです。

本屋なら、自分が今興味あることや課題を解決してくれる本が絶対1冊はあるはずじゃないですか。だからその1冊は必ず買って帰って自分のものにしたい。本屋に入ったらタダでは出るな。1冊は何が何でも持ち帰ります。

 

高山:それはすごい心がけですね。

 

岡村:気になってることの関連本を買うところから始めれば、読むうちにテンションも上がります。ぼくは本屋に行けば何かが始まると思いますね。

 

高山:はぁ〜。その意識を普段から持ってたら、生き方もかなり変わってきそうですね!

 

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美味しいラーメンを出してくれそうなアドウェイズ岡村である。

 

岡村:最初の1冊は、ネットよりも本屋にある気がします。

 

高山:最近うちの娘がネットショッピングが便利だって使ってるんです。でもダメなところってなんかないの?って聞いたら「本屋さんに行った時の本の匂いがしない、服屋さんの服の匂いがしない」って言うんですよね。

 

岡村:はぁ〜〜〜、なるほど!

 

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驚くなかれ、本当におくりバント高山の娘さんである。

 

高山:けっこう本質的なこと言ってるなと思いましたね。行かなきゃダメなんだってことは子供にもわかってるんだなって。

迷った時に本屋に行く心がけもすごく納得できました。今回の『勝手にしやがれ』が、新しいことを始めようとしている人の後押しになれば良いですね!

 

岡村:そうですね! ……でも、高山さん。

 

高山:なんでしょう。

 

岡村人のブログの締めに、娘の名言をしれっと持ってくるのやめてもらえませんか。

 

高山:バレました?

 

岡村:すぐに気付きましたよ、名言に敏感なので。

 

高山:わかりましたわかりました。じゃあ岡村さんが最近よく使う言葉とか、口癖みたいなのを教えてください。最後にビシッと載せますから。

 

岡村:最近よく使う言葉ですか……。あー、言葉っていうかあれですね。最近タバコの吸いすぎで声が出なくなりましたね。今もけっこう頑張って喋ってます。

 

高山:頑張って喋ってるレベルですか……まぁわかりました。今回もありがとうございました!

 

岡村:え、今ので大丈夫? ちゃんと格好良くなります?!

 

 

 

 

 

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なんでも格好良い感じになるから新宿の屋上ってすごい!
 

***

 

屋上での安全確認をしてくださったビル管理の青木さん、ありがとうございました!


本日2月28日はアドウェイズ設立の日です。そこで16周年を記念して、抽選で1名さまにおくりバント特製キャップをプレゼント致します!!


「住所・氏名」を記載の上、下記のアドレスまでメールにてご応募ください。抽選の結果は発送をもって代えさせて頂きます。


株式会社おくりバント

info@okuribunt.com


そして第20回を迎えた『勝手にしやがれ』は今後も皆様の悩みや疑問にバシバシ答えて(?)いきます。アドウェイズ岡村の勝手な解釈にどうぞお付き合いください。次回もお楽しみに!

 

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おしまい
 

【第19回】アドウェイズ岡村が、トランプ大統領を斬る!!

アドウェイズ社長の岡村陽久がユーザーの悩みや疑問に答える人生相談シリーズ。2017年第一弾の相談者は、おくりバント社長高山洋平。トランプ大統領が誕生してから不安で眠れないという高山に、アドウェイズ岡村が「不安との向き合い方」を伝授します。

〜登場人物〜

 

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岡村 陽久
株式会社アドウェイズ社長。意外と写真うつりは良いほう。
 

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高山 洋平
株式会社おくりバント社長。つぶらな瞳がチャームポイント。

 

***

 

ーー1月某日、社長室にて

 


高山:岡村さん……僕……怖いです……。

 

岡村:なんですか急に。良い歳して うるんだ瞳でこっち見るのやめて下さい。

 

高山:急にも何も、トランプ大統領が誕生したじゃないですか! みんなトランプさん怖いって言ってますし、なんだか不安じゃないですか。

 

岡村:具体的には高山さんは何が不安なんですか?

 

高山:それはもうあれですよ、世界がどうなっていっちゃうのかとか、そんな時代にどうやって生きていけばいいんだろうとか、色々です。今、アメリカから大きな変化のウェーブが来てますからねきっと!

 

岡村:あ、それで「カリフォルニア」って書いてあるトレーナー着てるんですね?

 

高山:トレーナーはたまたまです。

 

〜アドウェイズ岡村と、本当に大事なこと〜

 

岡村:そもそもみんな気にしすぎだと思いますよ。大統領が誰になるかとか、それ以外にもネットでこういうこと言うと叩かれるって心配したり、色んなことを気にしすぎなのかなと。

正直、誰が大統領になるとか、誰になんて言われたとか、そんな事どうでも良いわけじゃないですか。どんな状況だろうと本当に大事なことって、自分がどうなりたいか、どうしていきたいかでしょう。

ここがしっかりあれば、周りが不景気だって言ってるからとかあんまり関係ないと思うんですよ。周りに流されて不安になっちゃってる人がすごい多いように感じます。そもそも大統領を変える権限も僕たち持ってませんしね。

 

高山:とは言っても大統領が変わるなんて大変なことですよ。やっぱりトップに誰がいるかは重要なんじゃないですか。

 

岡村:もちろんトップになる人は、大きな責任がある重要な役職だと思ってやっていくべきだと思います。

でも正直、なんて言うんですかね……。例えば実際に橋本総理がいて小渕総理がいて森総理がいてとか、色んな歴代の総理がこの何十年か変わってきましたよね。でもそんな中、常に三割打つイチローがいたり、全然打てない選手がいたりしたわけです。

結局それって、誰が総理大臣かって関係ありませんよね

 

高山:た、確かにーーーーー!!!

 

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開始早々 名言が飛び出した!今日の岡村は絶好調だ!



岡村:会社の社長が誰だろうと優秀な人は優秀だし、そうじゃない人はそうじゃないだろうし、関係ないと思うんですよね。もちろん会社のトップが凄ければ優秀な人材や活躍の場も増えるかもしれませんけど、そんなの他力本願な話じゃないですか。

ほんとは自分がどうしたいか、どうなりたいか、そのためにどうするか。結局は自分との戦いが一番重要なんです。周りの環境で左右されてるようじゃ、なりたい自分になれるのかなって僕は思いますね。周りの環境から多少の影響を受けることがあっても、そんな多少なんて自分の努力ですっ飛ばせるはずですよ。

 

高山:大統領が誰になろうと、いちいち僕らがビビる必要はないということですね!

 

岡村:そういうことです。

 

***


高山:でもなー、やっぱりまだまだ漠然と不安です……。だって、環境からの影響っていう意味では、トランプ体制の影響でもし景気が悪くなったりしたら、真っ先に切られるのってうち(おくりバント)じゃないっすか!

 

岡村:あー……そうですね。そうなりますね(笑)

 

高山:やっぱりそうだほらー!そこが不安なんですよ。もしも景気が低迷して広告出稿減ったらどうしようとか、不安で仕事に集中できない!ラーメン屋でもつい替え玉1個多く頼んじゃう! こういう漠然とした不安にはどう対処すれば良いんですかね。

 

岡村:食欲はともかく、不安ってなんで出てくるかっていうと、考えるから不安になるんですよね 実は。僕も営業マン時代は毎日、毎時間、常に不安と戦ってましたよ。

 

〜アドウェイズ岡村流、不安と向き合う方法〜



高山:岡村さんが不安だったんですか?

 

岡村:不安でしたね。その不安にどう勝つかって考えるから余計不安になるんですよ。考えないようにしてても寝る前に思い出して寝れなくなるし。

でも飛び込み営業やってた頃はそういう時こそピンポン押してました。そういう時こそ走ってました。不安自体は無くなりはしないですけど、走ってる間は不安を感じてる暇もないですよね。不安を感じないからもっと走れるし、走っているうちに本当の不安要素もなくなってくる。

それに、走れば疲れるんですよ。疲れるから夜も眠れるんですよね。

 

高山:やばい時こそ仕事に集中してとことんやるしかないんですね。

 

岡村:あとは、この不安を喜びに変えるってことかな。

 

高山:不安を……喜びに……?

 

〜不安を喜びに変える〜



高山:どうやってやるんですかそれ(笑)

 

岡村:どっかで話したかもしれないですけど、もし自分の伝記が本屋さんで売られるとするじゃないですか。そうなったらたくさん売れて欲しいですよね。ベストセラーになってほしいじゃないですか。

 

高山:どうせ出すんだったらそうですよね。

 

岡村:でももしその内容が順風満帆な話だったら、この本って売れますか?

 

高山:あー、あんまり売れなさそうですね。

 

岡村:絶対売れないです。伝記って良い時期があったり苦しい時期があったり、物語の上げ下げがあるから、紆余曲折があるからこそ売れるわけですよね。

絶好調な部分よりも、絶不調な部分が大事なんですよ。高山さんがもし沢山の不安を抱えてるなら、今がどん底なわけじゃないですか。

今一番、 読者は喜んでますよ

 

高山:あ……  あああああああ……!  すごい!!

 

 

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目からウロコの一言が、高山の胸に突き刺さる!

 

 

岡村どん底があるから伝記が売れるんだ と、なんだか良い感じに思えるじゃないですか。この不安を喜びに感じる。いま読者は盛り上がってるんだって考えると楽しくなってきませんか。

 

高山:僕も紆余曲折には事欠かないですけど、やっぱり順風満帆だけじゃだめなんですね。

 

岡村:順風満帆な仕事をして、飲み屋行って、何を喋るんですか。

 

高山:俺できてるよ、売れてるよなんて話……

 

岡村:そんな話、ただの自慢話ですよね。きっと嫌われちゃいますよ。

いやー高山さんもそんなとこあったんですねとか、そんな風に不安だった時期があったんですねっていう話があるから盛り上がる。自分と同じ人間なんだと思って話を聞いてくれるし、もしかしたら応援してくれるかもしれない。

今感じている不安が将来的に応援してくれる人を生むことにもつながる。不安は喜びだし、財産ですよね

 

高山:不安は財産……!!!


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不安を喜びに変え、荒波に立ち向かってきた

 

 

〜それでも不安な時に〜



岡村:それでも不安な時ってあると思います。そんな時には、僕がすごく不安だった時にやった、不安を和らげて縮小させる方法もあります。

みんなも経験あると思うんですけど、不安って頭や胸の奥で色んなことが絡まってるわけじゃないですか。こうしたらああなるし、こっちに迷惑かけたくないし、俺このままだとどうなっちゃうんだろうとか、絡まっちゃって、余計に落ち込んでくる。

でもその不安を紙に書くんですよ。自分は今何を不安に思っているのか、ああでもないこうでもないと書く。そうすることでモヤモヤがちょっと紙に移るんです。頭の中にあった100gの不安が、紙に移すと50gになるんですよ。

そうしたら今度は、その紙に書いた不安を読むんです。そうすると意外と大した悩みじゃないなって思えちゃうんですよ。その時点で、頭の中にある悩みが10gくらいにまで減ってるんです。

100gの不安は一人じゃ解決できません。でも紙に書くと50gになる。それを読んで整理すると10gに減る。10gの不安は、これはもう誰でも解決できる重さです。例えば「今おしっこ行ったほうがいいかな」とか、そういう小さい不安あるじゃないですか。10gって、これと同じくらいの重さですね。

 

高山:寝る前にあるやつですね?

 

岡村:そうそうそう。その不安って、トイレに行けばいいだけなんで、意外とすぐに解決できるじゃないですか。紙に書いて読むことで、不安をそこまで小さくできるんです。


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海外のモデルさんも愛飲する硬水のボトルがデキる男を演出している

 

 

〜他者からの不満はどう解決する?〜



高山:ここまでは自分の中の不安の話でしたけど、人を巻き込んだ不安や不満っていうのはどうすれば良いんでしょう。

実は先日かみさんに家庭内横領(家に入れるお金をごまかしていた)がバレて、それがずっと尾を引いてるんですよ。自分の中では反省してもうやめようと思ってるんですけど、常に怒られるんです。普通の会社員でも上司に同じことでいつまでも怒られたりすることあるじゃないですか。どうすればいいんですか。

 

岡村:さっきの話に似てますけど、奥さんの不満が100あるとしますよね。100の不満ってガミガミ言うと10減って90にはなるんですけど、90はすぐ100に戻るんですよ。だからまたガミガミ言って、これをずっと繰り返すんです。

そんな時こそあえて 「え、それのどこが悪いの?」 って感じですごい怒らせるんですよ。

 

高山:えぇー、そんなことしたら収集つかなくなっちゃいますよ。

 

岡村:いや1回めちゃくちゃ怒らせるんですよ。めちゃくちゃ怒ると、ああでもないこうでもないってやりとりするわけじゃないですか。向こうも言いたいこと言うしこっちも反論する。そうやって吐き出すだけいったん吐き出してもらうんです。

で、吐き出したものに対して、こっちもそれを全部聞いて、全部理解した上で 「いや、全部聞かせてもらったけど、やっぱり俺が悪かった」 と。

 

取材陣一同:ほーーーーーーーーー!!!すごい!!

 

岡村:そうやって「いや本当に申し訳なかった」って言うと、全部吐き出した怒りを受け入れての謝罪なんで しっかりごめんなさいが入るんですよ。そうするとそこからはほとんど何も言われないですよ。

 

高山:なるほどーーすっげぇ技っすね!!会社の上司とかも同じですね!

 

岡村:そうそう。お前あーだろこーだろって全部上司に言わせて、それを分かった上で「さすがですね」って。「僕なんにも分かってなかったですね。てっきり自分のことだけ考えてるんじゃねーかなと思って素直に聞けなかったですけど、僕のこととかチームのこととか全部わかって言ってくれてたんですね……」あとは一緒です(笑)

 

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これがアドウェイズ社長、岡村陽久だ!

 

***



高山:今日はためになる話ばっかりでしたね!僕も不安がすっかり無くなりました!

 

岡村:それは良かったです。高山さんもトランプ大統領のことなんか気にせずバシバシ働いてくださいね。

 

高山:あ、そっちの不安じゃなくて

 

岡村:?

 

高山:いやー『勝手にしやがれ』って、毎回岡村さんの油断した顔の写真使ったり、変な話ばっかり掲載するじゃないですか。実は採用チームとか広報とかから、このブログのせいで岡村さんがバカだと思われたら困るってクレームが入ってたんですよね。

 

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岡村:えっ? 俺、馬鹿だと思われてるの?

 

高山:はい!すげー馬鹿だと思われてます。正直僕も前々回の風邪ウイルスの話の時とか「このひと大丈夫かな?」って不安に感じてたんで、今日は安心しましたほんと。

 

岡村:高山さん……

 

高山:はい?

 

岡村:馬鹿っぽく見られないように、僕のことスマートなIT企業の社長っぽくクールに撮影して記事に使ってください。

 

高山:いやそれは……まぁ……わかりました。それでいきましょう!

 

岡村:よろしくお願いします!!

 

 

 

この日、決めポーズを撮影してまわる岡村と高山の姿を多くの社員が目にしたというーー

 

***

 

現在、当ブログではアドウェイズ岡村への質問と、『勝手にしやがれ』に出演して相談したい社長さん、会社さんを大・募集中です!!質問の内容は、素朴な疑問から破天荒なものまでどんなものでも結構です。アドウェイズ岡村が(広報に怒られない範囲で)全力でお答えします。

質問が採用された方にはおくりバント特製Tシャツをプレゼントいたしますので、おくりバント高山のTwitter宛までふるってご応募ください!

株式会社おくりバント 社長 高山洋平Twitter: @takayamayohei1

 

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次回もお楽しみに!

【第18回】岡村陽久&小渕宏二&佐藤光紀の「出張!リアル勝手にしやがれ」in TERACOYA

株式会社おくりバントが鋭意制作しております「岡村陽久のTHE 勝手にしやがれ」。またもや、「岡村さんまた勝手に外でイベントしてこないで下さいね?約束ですよ?」という再三の注意にもかかわらず、我々の知らぬ間にリアルイベント「勝手にしやがれ特別版」が開催されてしまったようです。今回の舞台は、起業を志す者が集まる日本最大級のイベント「TERACOYA」。これも読者の皆様の日頃のご愛顧のおかげと感謝の気持ちを抱きつつ、急遽、勝手に入手したイベント当日の録音テープを勝手にまとめたダイジェスト記事をお送り致します。

 

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「勝手にしやがれinTERACOYA」(2016年10月29日開催)

 

スピーカー

クルーズ株式会社 代表取締役社長 小渕宏二

株式会社セプテーニ 代表取締役社長 佐藤 光紀様

株式会社アドウェイズ 代表取締役社長CEO 岡村 陽久

 

 

小渕「良い意味の天才・佐藤さんと、悪い意味の天才・岡村さんです」

 

小渕:皆さん、佐藤さんって知ってますか? 岡村さんって知ってます? 僕の知り合いの中で一番の天才肌経営者と、それから良い意味で馬鹿正直というか。

 

(会場笑)

 

小渕:今日はそんな、良い意味での天才と悪い意味での天才をアサインしました。岡村さん、今日の服はどこで?

 

岡村:はいっ、御徒町で!

 

小渕:靴のかかとを踏んづけてるんですけど、岡村さんのトレードマークです。こんな感じで福岡、札幌と続いて、今回3回目となりました。『勝手にしやがれ』という、アドウェイズがやっているコンテンツなんですが、今回は「TERACOYA」に特別編という事でお邪魔しています。

(モニターを見ながら)こんな感じで登壇する経営者のプロフィールは、ほとんどが真面目なんですけど、岡村さんだけは「上野中学卒業、アドウェイズ創業」って2行だけだったことがあったんですよ(笑)。セプテーニ・ホールディングスの佐藤さんはですね、IT業界では会社を創業した人がそのまま社長をやってるパターンが多い中、珍しく違うという。佐藤さんが社長になられたのっていつでしたっけ。

 

佐藤:社長を引き継いだのは10年前くらいですかね。僕が社内で今のインターネットの事業を創業したのが24の時なので16年前位です。

 

小渕:セプテーニさんにはインターネットじゃない事業をやられていた時代がありまして、えーと、FAXでしたっけ?

 

佐藤:FAXはオプトさんですね(笑)うちは、ダイレクトメール。

 

小渕:佐藤さんが社長になられて、セプテーニがインターネットの事業をはじめて、会社が大きく成長していくという、IT系では珍しいパターンですね。それでは早速、皆さんからの質問をこの3人で答えていきます。でもつまらない話はどんどんカットしちゃいます。岡村さんの話も長かったら勝手にカットしていくという感じで、良いですね? 岡村さん。

 

岡村:勝手にしやがれ(棒読み)

 

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左からトークの天才・CROOZ小渕社長、悪い意味での天才・アドウェイズ岡村、良い意味での天才・セプテーニ佐藤社長

 

「300万円あったら何で起業する?」

 

小渕:相談その1。「もし、今の仲間もいない状況で、今の会社もいない状況で300万円持っていたら、どんな事業をはじめますか? かつ同じ状況でIPOを狙うとしたらどんな事業が良いと思いますか?」。僕も創業した時って資金300万円でしたね。じゃあ、岡村さん。

 

岡村:そうっすね、僕は新たに何かやるとしても、今と同じ事業をやりたいですね。アドウェイズはインターネットの広告事業をさせていただいているんですが、今の事業がすごく好きなので、今と同じ事業をやりたいと思いますね。

 

小渕:岡村さん、真面目な回答は佐藤さん枠ですので!

 

岡村:あっ、すいません!

 

小渕:佐藤さんは今の人脈も会社も無い状況で300万円あったらどうしますか?

 

佐藤:IPO狙うんですよね?

 

小渕:はい、狙います。

 

佐藤:これ、真面目に答えるの?(笑)何ですかね。やっぱり、インターネットの事業はやるでしょうね。「インターネット×○○」っていうジャンルで、もうちょっと業種深掘りみたいなことをするでしょうね。


例えば、最近考えたんですけど。港区に高級がマンションいっぱいあるわけですよ。1億円、2億円の高級マンションって、新築の時は、プロのカメラマンが素晴らしい写真を撮って、綺麗にチラシを作って売りに出すんです。でも、同じマンションでも、中古で売るときになると、途端に、普通の不動産のサイトに何百件って物件があるなかで、3000万円の物も、3億円の物も、同じ様なレイアウトで、同じ様な写真で載るんですそれはちょっと、うーん?みたいな感じで。なので、3億円のマンションだったら、新築の時と同じくらい、「○○マンション302号室」みたいな物件サイトを、その一部屋のためだけに作るんです。一人で作るから全然お金かからないですよ。

小渕:なるほど。

佐藤:いろんなソーシャルメディアとかでトラフィック集めて、ちゃんと口コミでシェアされる状態にして売ってあげる。実際、売買は仲介の方に任せて。最終的には自分達で免許取ってもいいんですけど、300万円だったら最初は仲の良い不動産屋さんに「もう、決めてきたからさ」って言って。

小渕:面白いですねそれ。岡村さんその事業やってみましょうよ。

岡村:(笑)

小渕:という感じでね、真面目な枠は佐藤さんなんで、岡村さんからはもっと野性味あふれる回答をお願いします。

岡村:こういう事業やりたい、ああいう事やりたいって思う時って真面目な事が多いんですけど、辞めて新しい事やるとしたら「雀荘」やりたいですね。雀荘って24時間で、お客さんが足りないときは店員も入ったりするんですけど、そうしたら僕も麻雀打てるんで。

 

小渕:ちょっと! 岡村さん辞めたらCROOZ来るって言ってたじゃないですか!

 

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アドウェイズ辞めたら小渕社長の部下になる!という男と男の約束をすっとぼける岡村。雀荘の店員さんにいそうな風貌である

 

岡村「30歳の頃ほんの一瞬だけモテました」

 

小渕:相談2。「経営者の幸せってなんですか? また、スタートアップから現在までのモチベーションや気持ちの推移についても教えてください」。経営者の幸せってなんですかね?

 

佐藤:最初はやっぱりモテたいとか、お金欲しいとかじゃないとか、そういうのが多いんじゃないですかね。僕もそうでしたし。

 

小渕:佐藤さん真面目枠なのに、なんでそんな事言うんですか! でも最初は皆そんなもんですよね。

 

佐藤:最初からすごい理想に燃えてたみたいなのは、嘘でしょ?って思いますよ。まれに本当の人いるんですけど、ほとんど違うかもしれませんよね。100人中、99人は。手に入れたい物のために頑張るという動物的な動機が満たされてくると、もっと楽しくしたいなと考えるようになって、会社が大きくなってくると、「経営って楽しいな」という風に思うようになりました。

 

最初は立ち上げて生き残るのに必至で、明日なくなるんじゃないかっていう恐怖と戦うじゃないですか。経営の奥深さを知って、真剣にやってみようという風に思うようになって、会社の人がやりがいを持って働けるような環境作りとか、経営の仕組み作りに注力し始めたのが、5年、10年経ってからです。

 

小渕:僕は最初からやりがいは感じていたんだすけど、それがだんだん生き甲斐に変わってきたって感じですかね。社員とか仲間達が喜びを感じてくれるのが生き甲斐というか。

 

岡村:僕も同じ感じになっちゃうんですけど、最初はうまいもん食いたいとかモテたいとか、キャバクラ行きたいとか……。

 

小渕:でも結局モテました? 岡村さん。

 

岡村:1回モテました。30歳前後の時。

 

小渕:アレですね、2007年のアドウェイズショックで、岡村さんが四畳半のアパートに住んでいた時。まあ、母性本能ですかね(笑)。

 

岡村:一瞬ですけどね。

 

小渕:モテた気がしてただけじゃないですか?

 

(会場爆笑)

 

岡村:でも一ヶ月に100万も200万も使えないじゃないですかお金なんて。どちらかって言うと、何年か前に採用した新卒がいま一緒に会議に出たりするとすごく成長していて、何も出来なかったヤツがちゃんとしてるのを見ると、アドウェイズやっていて良かったなって思うし、もっと今後もそれを見たい。あとは、お客さんから、「アドウェイズさんのサービス使ってすごい売り上げ上がったんです」って言われると、やってて良かったなって。そこが今ではモチベーションです。

 

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30代のモテ期をスタンディングして説明する岡村と、その気迫にたじろぐ小渕社長。この日一番、岡村が張り切った瞬間だ 

 

佐藤「変態な若者は応援したいですね」

 

小渕:それでは次いきますね。「どんな若者を応援したいですか? 若手起業家に必要な事とは?」。佐藤さんいかがでしょうか?

 

佐藤:一言でいうと、変態。変態な人

 

小渕:佐藤さんみたいな人?

 

佐藤:そうですね(笑)ありがとうございます! 例えばインターネットのサービスを立ち上げた時に、競合のサービスが四六時中気になって仕方なくて、全サービスにユーザー登録をして、カスタマーサポートのメールの一文まで読まないと気が済まないとか。気になって眠れなくなっちゃうような人とかは、僕は好きですね。ちょっと道を踏み外すと、どこ行っちゃうか分からない、危ない感じの人(笑)。大きな成果をあげる人ってやっぱりちょっと変わった人が多いので、そういう人が成功するのを応援したいですね。

 

岡村:僕、それで言うとたまたまなんですけど、これの仕込みがどうか知らないですけど、若手起業家の方から「会いたいです」と言われたんですよ。

 

小渕:それは仕込みです(笑)。

 

岡村:早稲田大学の2年生だったんですけど、「中卒とか高卒の方を応援したいと思っていて、岡村さんが中卒なので」って。「まずは中卒とか高卒の人は短期間で教材を勉強してもらって、次に企業にインターンで入ってもらって、最終的には就職につなげていきたい」という採用系の事業の話だったんですけど、それで……。

 

小渕:そろそろ次いきますよ〜。岡村さん一言で言うと?

 

岡村:その子はですね、まだ社名も決まってないんですよ、でも志はあって、そういう人を応援したいなって。たまたま昨日思いました。

 

小渕:僕は岡村さんみたいな人が来たら採用しちゃうかな。まず髪型(笑)。でも営業でいうと、ドンドン突っ込んでくれそうだし、一定の所で力を発揮してくれそうで、僕は大好きですね。

 

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佐藤社長が応援したい若手起業家は「変態」で「危ない感じの人」!

 

岡村「意外と綺麗好き(埃とか灰は気にしません)なんですよ!」

 

小渕:続いていきます「VC等を選ぶ際に、何を基準にすれば良いですか? デッドとか……」デッドってなんですか? やっと起業家らしい質問が来ましたが、横文字が多いですね。これは成功しないな(笑)。岡村さんはこんな事分からなくてもここまで来てますから。とは言え佐藤さん、VCとか選ぶ時に大事にすべきこと、どういう基準でVCを選んだらいいか、佐藤さん教えてもらっていいですか?

佐藤:人で選んだ方がいいかなって思いますね。小渕さんとはじめて会ったとき、新宿のビルの一階の蕎麦屋さんで、友人の社長から紹介されて投資の依頼をうけて。

小渕:覚えてますよ、佐藤さんが初対面なのにソバをヒューっと食べて、なんてソバの食い方がデカい人なんだと驚きました。


佐藤:初めて会った人で、投資をその場で決めたのは後にも先にも小渕さんだけなんですよ。どう説明したら投資家が納得するかというポイントを、全部押さえた話し方だったんですよね。30分くらい話しただけで、会社の状態がほぼ分かった。頭の中で想像できたんですよね。


何が言いたかって言うと「この人いい人じゃん」と思ったら、多分VCとか周りの投資家、支援者も任せると思うんですよね。ああだこうだ言われているとしたら、多分その会社とか社長に原因があるんですよ。だから、どういう人をどういう基準で選ぶべきって、細かく言ったら色々あるんでしょうけど、何も言われないような人に自分がなればいいわけです。結局、魅力的な人になれば投資家は集まってくるし。

 

 

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盛り上がるとすぐに席を立ってしまう岡村

 

小渕:いやあ、すごく良い話だったんですが、真似出来ますか? 皆さん。

 

佐藤:あとは会社を綺麗にしておくのも大切ですよね。ちょっと申し訳ないんですけど、今日の会場の控え室が散らかっていたんですよ。そうすると「イベントも散らかる感じになるんじゃないか」って心配になっちゃうし、それが投資先の会社だとしたら、どんなにイケてる会社でも僕は投資しないです。

そういう細かい所作とかにその人の価値観とか行動様式って反映されると思っていて。だから良いVCから投資されようと思ったら、まずオフィスをピカピカにして、社長がとにかくゴミ拾うと。いい人が集まるような会社にするんだったら、まず自分達がピカピカになる方が早くない?みたいな。

 

小渕:それはありますね〜。だって、岡村さんの家に行ったら誰も投資しようと思わないもん。

 

岡村:いや、僕は意外と綺麗好きなんですよ! 埃とかは気にしないですけど。皆で飲みに行って、使った皿を綺麗にまとめないと気が済まないですもん。それで、お皿をまとめて、テーブルをふいて、来た時よりも綺麗にしないとだめ。

 

小渕:でも前に岡村さんの車に乗ったとき、灰だらけだったじゃないですか!

 

岡村:そうですね、灰とかは気にしないんです。

 

(会場爆笑)

 

小渕:超良い車なんですよ。でもバンパーがガムテープで止めてあって、灰皿は灰と吸い殻だらけで。あとそういう高級車の場合、普通は運転手さんがいるんですけど、岡村さんは自分で運転するから、ゴルフに行った時にキャディさんが岡村さんを運転手さんと間違えて話しかけてたもんね(笑)。

 

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前回の「岡村さんは風呂入らない!」に続き「岡村さんの車は汚い!」と、引き続きぶっこんでくる小渕社長

 

岡村「営業利益100万円なら、従業員の結婚式のご祝儀は100万円にしましょう」

 

小渕:次にいきます。「私は3期目まで終え、年間売り上げ利益100万円、従業員10名の会社を経営しています。27歳の従業員の結婚式に呼ばれていて、主賓の挨拶を頼まれているのですが、諸先輩方がいる中でどの様な挨拶をすれば、若いのに良い社長だと思われるでしょうか?」。細かいな、自分で考えろよ!と言いたいところですが、佐藤さん結婚多いんじゃないですか? 今従業員数でいうと?

 

佐藤:だいたい、1,200人。250組くらい出てますね。祝辞も全部変えていますよ。

小渕:すごい! 岡村さんは社員数で言うと?

岡村:僕も国内海外合わせると1,100人くらいの従業員数で、これまで70回くらいは出てますよ。

 

小渕:本当に!? 俺、3、4回なんだけど、人気ないのかな……。

 

佐藤:大丈夫ですよ、人望ありますって。

 

岡村:まず、年間営業利益100万円出てるんだったらご祝儀に100万円もっていった方が良いですよ。そこで男気を見せる。

 

(会場爆笑)

 

佐藤:全部持ち込みましたか。「僕はこの場に営業利益を全部ぶっ込んだぞ」と。

 

小渕:でも男気見せまくってたら会社が潰れちゃうじゃないですかこれ。

 

岡村:いや、それでも何とかするとって事です。それで挨拶もいらないですね。

 

小渕:確かに若いのに良い会社だなあと思われるでしょうね。でも若いのにバカな社長だなあとも思われるでしょうね!(笑) 

 

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真剣な表情で質問に聞き入る小渕社長と、静かにまぶたを閉じる岡村

 

佐藤「“良い人材”は待つのでは無く、発掘せよ」

 

小渕:では次の質問。「とにかく良い人材が集まりません、優秀な右腕、左腕を集められるでしょうか?」どうでしょう、佐藤さん。

 

佐藤:この状態だともう取れないですね。だって、集まる方法分かってないでしょ、全然。集まらない様な人なんですよきっと。だから方法なんかなくて。でも、きっともういるんですよ、この会社に優秀な人が。それなのに質問した方は、その人のことを信じていない。


だからまず、今居る人の中でちゃんと仕事を任せる経験っていうのを摘んで、きっと最初は上手くいかないですけど、その状況を一緒に解決ながら信頼関係とかを作っていく。そうすると今の評価よりも思った以上に「なんだこいつ、結構活躍するな」と気付くはずです。

 

小渕:発掘力という事ですね。

 

佐藤:そういうことだと思いますけどね。そういう風にして人を活かす経営ができてる状態になれば、スペックの高い、いい人も後からくるんですよね。経歴の格好良さみたいなものから採用していこうとすると、薄っぺらいものになってくるんですけど。

 

小渕:僕も創業して、右腕・左腕という言い方が良いのか分からないですけど、今中心になって活躍してくれているメンバーが最初から優秀だったわけじゃないですよ。それこそ中卒高卒のスタッフだって多いし、19歳から働いてる古瀬も、僕が掲示板で「一度面接受けに来ないか?」と誘ったのが最初でしたから。

 

岡村さん、よく名前が出て来るアドウェイズ経営陣の鹿野君とか山田君とか優秀な人は、どうだったんですか?

 

岡村:いや、もちろん僕よりは優秀でしたけど(笑)、最初はそこまでではなかったと思いますよ。創業当時は、求人サイトに出稿してもお金かかるし、人が集まらないだろうと思って。でかい本屋に行ってプログラミングの本とか立ち読みしている人とか買った人のあとをつけていって、声かけて入ってもらったんですよ。

 

小渕:最初から優秀な人なんていなくて、仲間が失敗して、自分が失敗して、失敗の数が成功のもとになっていくのかもしれませんね。それではここからは会場の皆さんから質問を受け付けたいと思います。でもつまらない質問はカットしますので、そこらへんはよろしくお願いします。

 

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会社の右腕、左腕の話をする小渕社長の腕の筋肉がすごい 

 

佐藤「“自分の職業×◯◯”のかけ算が個性になる」

 

来場者:今、税理士とクライアントを結びつけるサービスを作ろうと企業したばかりです。今はコンピューターの発展によって、会計士が将来いらなくなるのではないか? と言われていますが、今後、税理士はどう生きていけば良いと思いますか?

 

小渕:ありがとうございます。岡村さん、税理士と会計士の違いはついていますよね……? 税理士がこれからどうするか、どう生きていくか。ズバリお願いします。

 

岡村:税理士と会計士の違いはギリギリですけど……。税理士の方って一番最初に色々な会社の売り上げとか営業データにふれると思うんですよね。大きい会社ならその会社の経理かと思いますが。企業と税理士の関係って、伝票やデータのやり取りの中で進んでいくと思うのですが、僕は今も仕事をしている税理士の方と10年以上の付き合いなのですが、データに基づいてものすごいアドバイスをくれるんですよ。

 

小渕:岡村さん、皆さんも結構そういったアドバイスもらっていると思いますよ。

 

岡村:そうなんですか!? 僕だけだと思ってました。すごいなこの税理士って思ってたんですけど!

 

(会場大爆笑)

 

岡村:で、そういった大事なデータにふれていると思うし、そこから見える事もたくさんあると思うので、そういう付加価値を与えてあげるのが、重要……かな……と。

 

小渕:岡村さんに真面目な話はちょっとムリだったということで、佐藤さんはいかがですか?

 

佐藤:当社では、漫画家さんの発掘とか能力開発みたいなことを、事業としてやっているんですけど、その時にも、「この人って何が得意なんだっけ?この人の専門性はどこだろう?」とか、能力開発を軸にして個性を発掘するみたいなことをしています。技術として漫画を描ける人は世の中に沢山いるんですけど、実際に売れるか売れないかとか、プロとしてやっていけるかどうかっていうのは、技術とは違う軸なので。それで最終的には、作品っていうアウトプットに仕上げていくんですよね。


税理士の業界も、税務以外の何が得意ですか?と。その人の個性って何ですか?って言った時に、そのタグ付けが「税務も出来ます、法務もできます」という足し算ではなくて、例えば、税理士だけど歌って踊れますとか、簡単にリプレイス可能なスキルじゃない部分で、かけ算ができて付加価値があると、岡村さんみたいな個性的なオーナー社長が「歌って踊れる人いいよね」と言ってくれる。


そういう「税務×○○×○○」っていうラベルの掛け合わせの数が多ければ多いほど、その人に頼むしかないっていうくらい、ユニークな存在になると思うんで、そういう意味での個性の開発が出来ると、面白いんじゃないかと思います。

 

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小渕さんのツッコミに対して、徹底的にボケ倒した岡村のせいで、カメラマンが終始笑ってしまい、納品された写真がブレまくる事態に...。会場は大盛り上がりでした

 

岡村、大いに驚く「佐藤さんって先輩だったんスね!」

 

小渕:他に質問ないですか?

 

来場者:私は今創業して3ヶ月くらいの経営者です。アフリエイトの代理店をやらせていただいています、最初はアフリエイトをやろうと思っておらず、自社で色々なプロダクトを作りたいと思っていたのですが、目標を失ってまずは売り上げを立てようとやっております。佐藤さんと岡村さんに創業時の目標の作り方を聞きたいなと思います。

 

小渕:岡村さん、創業時売り上げ目標ってありました?

 

岡村:全くないっすね!

 

小渕:ですよね。

 

岡村:はい。

 

小渕:なくてもここまでこれるから良いんじゃないですか? 佐藤さんはどうでしょう。

 

佐藤:元々の目標とは違う受託の仕事もやっているという事でしたが、その受託でしている事業の延長線上にも何かあるんじゃないかって思うんですよね。とにかくめちゃくちゃ業績伸ばしてみたらいいんじゃないですかね。


今、当社のインターネット広告事業の収益が全体の8割くらいなんですけど、最初は事業で何かしたいなと思って始めていて、メディアを運営していたんです。今で言う「価格.com」のような。そのメディアを運営する中で、会員向けにメールマガジンを出してたんですけど、それが結構メディアの収入源になっていたんです。僕が広告もメルマガも全部書いてやっていたんですけど、毎日書いていたら反応のいいものと、そうでないのがあることが分かってきたんですよね。


そのメディアは結局上手くいかなくなって、閉じることになるんですけど、メルマガを上手く書いて反応を得るっていうのは、何かに使えるんじゃないかと思って、アドネットワークの原型みたいなのをEメールのメールマガジン専門で始めたんです。そしたらそれが結構伸びてきて、今の事業に繋がっているんです。というのが25歳の時ですかね。その当時、まさかインターネット広告の企業になるなんてことを、想像して始めたわけじゃなかったんですよ。

 

岡村:まさか「ピュアクリック」ですか? 僕、それを参考にアドウェイズ・エージェンシーはじめたんですよ!

 

小渕:ふたり、先輩後輩じゃん!

 

佐藤:そうだったんですね、知り合って15、6年なんですけど今知りました(笑)。99年にメデイアをやって、上手くいかなくて。それで方向転換で、メール広告のネットワークっていうのをして。それが結果的にお客様が増えてきて、「これは、世の中に受け入れられているらしい」とその時に知って、そういう業界も面白いかもね、みたいな。

小渕:結局は金が金を呼んで、人の成長も呼んで、みたいな感じもするし、まず金稼げってことかもしれませんね。

 

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意外な接点があった岡村と佐藤社長。ちなみに奇遇にもオフィスが同じビル 

 

小渕「岡村さんは下戸だから、会食ではコーラで吐くまで付き合ってくれる」

 

小渕:ではラストいきましょう!

 

来場者:僕は今、大学生なのですが、CROOZさんの「BIZ CAMP」で起業する機会をいただいて、今度起業させていただきます。これまでは学生ばかりと関わってきて、起業すると色々な方と会食をご一緒させていただく機会が増えるかと思うのですが、心がけておいた方が良い事はありますか?

 

小渕:それが一番得意なのは俺だけど、う〜ん。この話を言うとなあ。岡村さんってこう見えてお酒一滴も飲まないんですよ。飲みにいくとコーラを頼んで、俺たちが盛り上がって一気飲みする時とかに、付き合ってコーラで一気してくれて、俺たちが気分悪くなると一緒になってトイレで吐いてくれる(笑)。

 

(会場大爆笑)

 

小渕:会食とかでも一切飲まないですけど、岡村さんは楽しく付き合って大きい仕事もとってきますからね。

 

岡村:一番大切なのはまずは礼儀正しい事。若い起業家の方って礼儀正しくない方が多いのかなって。ため口だったり、自慢したり、虚勢をはったりとか。IT業界って、比較的、礼儀正しくない方が多いと思うので、その中できちんとしていると目立つのかなと。あと会食という事は、奢ってもらう事になると思うんですが、ご馳走してもらった時には、お酒もお水もご飯も思い切り美味しくいただくこと! その方が奢る方も気もち良いじゃないですか。そういう当り前の事を当り前にする事が大切ですね。

 

小渕:え〜、時間も無くなってきたのでまとめますと、岡村さんが言う一番大切な事は「ギャップ」です! だってこんな見た目の岡村さんがこれだけ礼儀正しいんですから。ぜひ皆さんも参考にしていただければ嬉しいです。

 

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大盛況に終わった「出張!リアル勝手にしやがれ」。皆さんありがとうございました!

 

さて2016年も残すところあと僅かとなりました。今年も「岡村陽久のTHE 勝手にしやがれ」を応援して頂き誠にありがとうございました。本ブログも3年目を迎えたことですし、来年こそは、岡村陽久がユーザーの悩みや疑問をバッサバッサと解決するブログを目指して参ります。今後ともご声援よろしくお願い致します。

 

それでは皆様、よいお年を!

 

 

 

編集・構成:小沼朋治

【第17回】「凄く期待しています」小3以来カゼをひいたことがないアドウェイズ岡村が、DeNAへの熱き想いを語る!

アドウェイズ社長の岡村陽久がユーザーの悩みや疑問に答える人生相談シリーズ。3年目にしてようやく質問に答え始めた……かに見えた岡村だったが、キュレーションサイトを巡る一連の騒動を見てまた何やら語りたくなってしまったとのこと。アドウェイズ岡村がDeNAの社員達に伝えたい熱い想いとは——

 

〜登場人物〜

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岡村 陽久
株式会社アドウェイズ社長。インフルエンザにはかかるらしい。
 

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高山 洋平
株式会社おくりバント社長。風邪で寝込んでいたところを呼び出された。
 

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風邪ウイルス
約5〜10匹いる。感情がある。

 

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社長室にやってきた高山を嬉しそうに迎える岡村

 

高山:(風邪声で)今回のDeNAの問題について話したいことがあると聞きました。

 

岡村:あれ?高山さん、のど大丈夫?

 

高山:ちょっと風邪ひいちゃって。あ、でも家系ラーメン食べて治療してるんで大丈夫ですよ。

 

岡村:それって、自分が風邪をひいたことを認めたってことですよね?

 

高山:……え?

 

〜人が風邪に至るまでの3段階とは〜

 

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小学校3年生以来風邪をひいたことがないと言い切る岡村と、謎の健康法を聞かされるはめになった高山

 

岡村:高山さん、今「風邪ひいた」って言ったじゃないですか。

 

高山:はぁ……

 

岡村:いいですか?風邪ひくってことはその前に「風邪のひき始め」ってのが絶対あるはずなんですよ。で、「風邪のひきはじめ」の「ひき始め」ってのがあるんですよ。

 

高山:はぁ……… え? どういうことですか?? 風邪の……?

 

岡村:だーかーらー、「風邪をひく」「風邪のひき始め」「風邪のひき始めのひき始め」、3段階あるんですよ基本的には。この「ひき始めのひき始め」っていうのは「いつもよりなんか体温が高いな」「低いな」とか「寒気がするぞ」っていうちょっとした体の変化なんですけど、この段階で対策を打てば絶対に風邪なんてひかないんですよ

よく風邪ひいたら風呂入るなって言うじゃないですか。僕は逆だと思うんですよ。風邪ひきそうだなって思った時ほど熱い風呂に入ったりサウナに入ったり運動したりする。(※ 岡村陽久は特殊な訓練を受けています。決して真似をしないでください

 

高山:なんかヤバいこと言い出しちゃってる……

 

〜アドウェイズ岡村の「風邪をひく仕組み」講座〜

 

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おもむろに図で説明し始める岡村社長。この円はベン図というわけではない

 

岡村:いわゆる「ひき始めのひき始め」ってのはウイルスが1、2匹しかいない状態ですね。これが5〜10匹になると「ひき始め」になっちゃうし、20、30のウイルスになるとこれはもう安静にしてないといけません。でも1、2匹の段階なら全然殺せます。熱い風呂入ればもう殺せます。(※ あくまで岡村の肌感覚です。科学的な根拠はありません

 

高山:オカルト情報ですね。

 

岡村:あとは「認めない」ってことも大事。鼻水たれてても咳き出てても「いや俺絶対ひいてねーから」って認めない。

 

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ベン図じゃなくて 人でした。岡村曰く「ひき始め」でも充分な睡眠を取れば風邪にはならないとのこと

 

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説明し終えてのこの表情。どうやら満足いく図が描けたようだ

 

岡村:認めた時に、はじめてウイルスもノってくるんですよ多分。ウイルスにだって絶対に感情ありますから。主が認めたなーと思ったらウイルスは元気になるし、逆に認めなかったら活発に活動できない。「ひき始めのひき始め」も見逃して「ひき始め」も見逃して、仮にひいたとしても認めない。つまり、絶対に風邪なんてひかない。こういうことですね。(※ 風邪をひいたと思ったら病院に行ってください

 

高山:間違っても健康情報のキュレーションとかやらせちゃいけない人だわこの人。

 

〜アドウェイズ岡村とキュレーションサイト〜

 

高山:「ひき始めのひき始め」についてはまだ風邪の話なんで笑えますけど、今回のDeNAのキュレーションサイトは命に関わる部分や著作権の部分で大きな問題になりましたね。

 

岡村:医療関連ではないんですけど、僕も昔キュレーションで痛い目にあったことがあるんですよ。

 

高山:ほほう。

 

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「寝る前にキュレーションサイトで一日のニュースを振り返るのが日課」という岡村

 

岡村:以前 函館に行った時に「函館 すし」で検索して、一番上に出て来たキュレーションサイトで1位のお店(当時)に行ったんです。函館のイカって食べたことあります?透明なんですよ、新鮮だから。そのお店で出されたイカね、真っ白でしたよ。もうめちゃくちゃマズかったですよ!内陸部の寿司屋で出てくるよりも白いイカが出てきて、あれには驚きましたね。

 

高山:ラーメン屋探してる時とかもハズレ引いちゃうことありますよね。

 

岡村:でもそういう事実とかけ離れた情報ってのは1、2割で、キュレーション自体は見て勉強になったり役に立つ、あったほうがいいものだと思ってます。だからこそ、やるからには間違った情報を無くしていって欲しいなと、いちユーザーとして思っているんです。(※ もちろん1、2割というのも岡村の肌感覚である。というかそもそもこのブログ自体が全て岡村の肌感覚によるものでした

 

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カメラは二人の思考が停止している一瞬をとらえた。お昼時だったので函館のイカとラーメンに想いをはせていたのかもしれない

 

〜DeNAの対応についての岡村レビュー〜

 

岡村:今回の件は記者会見をネット中継で観させて頂きました。DeNAさんの今後を担う柱であったキュレーション事業のサイトを全部閉じるって、これ大決断ですよね。

企業の対応としてもまず社長が出てきていの一番に謝る、これが第一義的にも正しいと思うんで、ぼくは今回の対応は良かったと思いますよ。合格ラインじゃないですかね。

 

高山:さ、さすが炎上にお詳しい……(笑)。じゃあもしうちが大問題おこしても、真っ先に岡村さんが出てくれるんですね。

 

岡村:それは当然、僕が謝罪しますよ。

 

高山:良かった〜。もう3年も経ってるのにアドウェイズの子会社一覧におくりバントの名前がなかったりしたから、いざとなったら見捨てられちゃうんじゃないかと心配してたんですよ。

 

岡村あ、おくりバントの話? おくりバントが問題おこしたら別会社ってことにしますよ。子会社に載せてないのもリスクヘッジですね(笑)

 

高山:いや登記とかされてるから、それ何のリスクヘッジにもなってませんからね!(笑)

 

〜DeNAという企業が生み出してきたもの〜

 

岡村:こういうことって、どの会社でも起きるじゃないですか。どんな企業でもどんなに偉い人でも間違いは起きる。だからこそ、起きたあとが重要だと思うんです。きちんと謝罪して、対策して、これからどうするかっていうのが一番大事なんです。

僕がこの業界に入ったのは2000年頃でしたけど、モバイルからネット接続できるようになったばかりの頃はまだ大したサービスも無かったんです。そこに2004年、DeNAさんがモバオクっていうサービスを出してきたんですよ

 

高山:当時はインターネットと言ってもPCがメインでしたから衝撃でしたね。

 

岡村:当時うちでもモバイルの広告事業をやっていました。広告事業をやってるとどの時代にも主力となるクライアント、火付け役のクライアントが必ずいるんですけども、モバイルは限られた業種がメインの広告主だったのでさほど盛り上がらなかったんです。それがDeNAさんがモバイルを一気に集客するために広告を出稿した時、モバイルの広告業界が爆発的に盛り上がったんです

あれが多分、モバイル広告の始まりだったと思うんです。そして2006年に登場したモバゲータウンが、再びモバイル業界の流れを大きく変えたんです。

 

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「“モンスター勝手サイト”モバゲータウンを追うように様々なモバイルサイトが生まれたんだ」と語る岡村

 

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 その横でスマホゲームに熱中するおくりバント高山

 

岡村:モバイル広告業界の初期、クライアントとしての火付け役がモバオクメディアとしての火付け役がモバゲータウンだったんです。

そこからモバイル業界が凄い勢いで伸びてきて、色んな会社が恩恵を受けた。新しい会社が生まれ、事業が生まれ、雇用が生まれた。僕は業界のど真ん中にいたんでわかることなんですけど、その流れを作ったのってほんとにDeNAだったと思うんですよ。

その後もモバゲータウンのプラットフォームがオープン化され、ゲームデベロッパーが作ったゲームをユーザーに提供できるようになったことで今度はソーシャルゲーム時代がやってきました。新しい会社が沢山できて、色んなゲームが作られて、そのゲームを世界でも売ってこうぜっていう夢や希望まで生まれた。DeNAって、インターネット業界どころか日本の産業に常に火付け役として新しい何かを提供して、事業や産業が生まれるきっかけを作ってきた会社だと思うんです。

 

「全ての功績が否定されるわけじゃない」
〜DeNA社員に伝えたい想い〜

 

岡村:今回起きたことでDeNAさんは社会に多少なりとも迷惑をかけ、色々叩かれています。ただやっぱりDeNA社員の方々に言いたいのは、今回の件が起きたからといってDeNAさんの全てが否定されるわけじゃないっていうことなんです。

DeNAさんのこれまでの功績っていうのは、すっごい大きいものだと僕は思うんですよ。

DeNAってのはそういう会社だし、これからのインターネット産業をDeNAさんの社員は作ってかなきゃいけない。今回の件で、世の中に迷惑かけたその100倍200倍、世の中にもっともっと貢献できるようなサービスやプロダクト、産業を生み出して欲しい。DeNAさんのこれからに、僕は凄く期待しています。

 

高山:同じ業界でずっとやってきたからこそ、DeNAさんに対する特別熱い想いがあるんですね。やっぱりDeNA守安社長とも、共に戦い抜いてきた盟友的な間柄なんですか?

 

岡村:あ、守安さんとは何回かお会いしたことはありますね。ただその、僕ごときが気安く話しかけていいお方ではないんで、いつも遠目に「お疲れさまです…」みたいな、そういう感じですね。

 

高山:あ、岡村さんは末席にいる感じなんですね。

 

岡村:うん。

 

高山:そのわりにけっこう上から色々言いましたね……

 

岡村:恐縮です。

 

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【第16回】岡村陽久&小渕宏二の「出張!リアル勝手にしやがれ」in札幌

株式会社おくりバントが鋭意制作しております「岡村陽久のTHE 勝手にしやがれ」。今年の3月、ネット業界の招待制カンファレンスB Dash Camp」in 福岡にて、勝手にリアルイベント「勝手にしやがれ特別版」が開催されたわけですが、それが勝手に評判になってしまい、先日のB Dash Camp」in札幌でもまさかのリアルイベント第2回目が行われてしまいました。

 

そこで今回も、勝手に入手したイベント当日の録音テープをもとに、勝手にダイジェスト記事にさせていただきます。

 

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対談前に握手する小渕社長と岡村だが、正直、地元の先輩後輩にしか見えない

 

B Dash Camp 2016 Fall in札幌2016年10月17日開催)

 

スピーカー 

クルーズ株式会社 代表取締役社長 小渕宏二

株式会社アドウェイズ 代表取締役社長CEO 岡村陽久

 

司会

B Dash Ventures株式会社 西田隆一氏

 

小渕「これを聞いても、皆さんの中には何も残りません

西田:皆さんこんにちは。「アドウェイズ」って会社があるんですけど、そこの岡村さんが『岡村陽久の勝手にしやがれ』という面白いブログをやってるんですよ。今回は、それをリアルイベントとして企画にしたものなんですけど、見た事無い人はこの企画の後にぜひ見てください。

〜小渕社長&岡村の登場〜

小渕:岡村さん、よろしくお願いします。さっきから廊下を歩いていると、第一回の印象が強かったのか、「勝手にしやがれ楽しみにしてます!」と声かけられるんですけど、皆さんの中には何も残らないと思いますので(笑)。期待をされても困ってます、はい。中身を期待しないでください。でも、反響がすごくてですね、あれで投資が一個決まったんですよ。

岡村:本当ですか!

小渕:「小渕さんは、岡村さんの話を引き出すのがウマイので、うちの会社もお願いします」なんていってね(笑)。岡村さんが良いモデルになっています、ありがとうございます。今回も岡村さんの話が長ければ勝手にカットさせていただきます。よろしいですか? 岡村さん。

岡村:勝手にしやがれ(棒読み)。

小渕:今回も6つほど皆様からお悩みをいただいているんですけど、当然の様に勝手に変えさせていただきました。それでは「岡村陽久、小渕宏二の勝手にしがやれin札幌」皆様拍手お願いしま〜す!

会場:パチパチパチ! 

f:id:okuri_bunt:20161121182831j:plain岡村の長い話をうまく要約し、さらにオチまでつけてくれる小渕社長がいてこそ成り立つ45分 

小渕:では最初のお悩みです。悩める起業家Aさんより。「今、会社の経営理念、ビジョン、行動指針色々と見直しています。変えちゃいけないもの、変えた方が良いもの、そのへんはどの様にして決めるのでしょうか」とのこと。

あ、皆さん知らない方にむけて言っておきますと、岡村さん事業の事は全く分かりません(笑)。経営理念は岡村さんも、よくやってらっしゃる部分ですね。

岡村:はい、はい。行動指針はアドウェイズに10個あって、3年に1回見直してるんですよね。事業戦略、ビジョンも業界の変化が激しいので数年に1回変えています。一番変えちゃいけないのは、経営者の熱意。気持ちとかガッツとか。このへんだけは変わっちゃいけないかな、と。

小渕:岡村さん、経営理念なんでしたっけ?

岡村:「人儲け」。金儲けより人儲けっていう。

小渕:ここの会場にいる皆さんはたぶん、人儲けより金儲けって思ってると思うので(笑)、簡単に「人儲け」について教えていただけますか?

岡村:売り上げをあげて行ったり、利益あげていったりするのも会社として大切な事だけれども、それよりも大事な事ですね。アドウェイズの社員が朝起きて、布団蹴っ飛ばして会社に走っていく様な、ワクワクする様な会社にすること、後は取引先に儲けていただく、それすなわち「人儲け」と呼んでいます。

経営理念の他にビジョンとスローガンがありまして、スローガンは「なにこれ すげー こんなのはじめて」。

小渕:出ました! これ考えたのは、おととしのバレンタインデーですよね。岡村さんと鹿野くんと山田くんと僕で、1泊2日の合宿して。

岡村:はい。社員数とか拠点も増えてきて、アドウェイズとして何を大切していけば良いのかと伝えづらくなってきたので、今日入ってきたバイトでも目をつむってでも言える、この言葉にしました。

小渕:浸透するって大事ですよね、朝から社訓の読み合わせしたとしても、あんま心に落ちない言葉だと意味が無いし、あのスローガンを作る時に一番大事なのは「岡村さんがいつも言ってそうな事」だと思って、それでアドバイスしたんですよ。そうじゃないと社員に見せた時に腹に落ちてこないというか。

岡村さんはこの服装であってこその岡村陽久なのであって、いきなりジャケットとか着てきたらイヤじゃないですか(笑)。それと一緒で、岡村さんの言葉であるからこそ。なので、参考にしたいという方がいらっしゃったら、「社長がいつも言ってそうな言葉」にするのが良いんじゃないですかね。

f:id:okuri_bunt:20161130120142p:plain岡村がいつも言ってそうなことまで把握している、アドウェイズ愛に溢れる小渕社長

 

起業3年目の質問者に喝!「手を抜くな、全部やれ」

小渕:それでは次の質問は起業家Bさんより「起業してまだ3年目ですが、やらないといけない事がたくさんあって若干テンパっています。事業を成長させる上で一番注力する物を一つ選ぶとしたら何だと思いますか?」

岡村:この文を読むと、3年目にしてちょっと楽でもしようと思ってるのかな? って感じるんですけど。

小渕:アハハ。 

岡村:「選択と集中」じゃないですけどなんか効率良くしようとしてるのかな?

小渕:ごめんなさい、岡村さん。うち「選択と集中」ってプレスリリース出したばっかりなんですよ。

crooz.co.jp

岡村:アハハ。

小渕:まさかこんな所で仲の良い岡村さんにdisられるとは(笑)。まあ、僕16年目なんで、3年目にして、って事ですよね。 

岡村:例えば3年目で、事業に集中するべきなのか、事業を生む人に集中すべきなのか、今いる人を成長させる文化や環境作りに集中すべきなのか、と色んな事迷ってる、とそんな話だと思うんですけど、3年目は楽しようっていうタイミングじゃまだ無いのかな、と。全部大事だし、全部注力すべきなのかな、と。

小渕:今ちょうど、岡村さんが4畳半のアパートで暮らしている時の写真が出ていますけど、企業して6、7年目で上場して、それから七転八倒あって。そんな感じなのに、3年目で力抜くな!という事ですね。では、起業家Bさんには「甘えてんじゃねえ!」という事で。

岡村:手、抜くなって事です。

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手を抜くなと力説する岡村。その手は何かを揉んでいるように見える

 

岡村、一番の修羅場を語る「寝ても覚めても地獄」

小渕:続いて悩める起業家Tさんより「これまで経験した修羅場について教えてください。今後訪れるだろう困難の為に聞いておきたいです」

岡村:アドウェイズの一番の修羅場って2007年ですね。上場して半年たって、売り上げが急激に落ちて、戦力の社員がどんどん辞めていって、で、4月に新卒が150人入ってきて。もともと250人いたのが200人になって、そこに150人入ってきたと。売り上げを立てる戦略はいなくなったけど、新卒だけがドカンと入ってきて。あの時、僕、上場してすぐに株を担保にお金借りちゃったんですよね。

会場:爆笑

岡村:でも株価はどんどん下がって、いわゆる担保割れをしちゃって、株はとられるかもしれないし、社員は辞めちゃうし、赤字続きだしって……。

小渕:あの時、毎晩の様に「どうする!? 岡村さんの株」って話し合ってましたもんね。どうやって助けようか、って。

岡村:そんな、にっちもさっちも行かない状況で、寝たらなんとかなるかなって思って寝てみたら、本当に悪夢しか見なかったり。

小渕:岡村さんでもそんな事あるんですね?! 

岡村:寝ても崖から30分間落ち続けるみたいな夢を見て、ぱっと目覚めて朝会社行っても、どんどん「すみません、社長辞めたいんですけど」って話があって、寝ても覚めても地獄みたいな。そんな、マイナス面がたくさんあったんですけど、いわゆる経営幹部は「何とかしましょう」っていってくれて、仲間はいたんですよね。

あとは小渕さんみたいに「大丈夫だよ、頑張ろう」って言ってくださる経営者の方がいたり、おそらくすっごい困った時に、社員って助けてくれないと思うんですよね。だから、そういう時に助けてくれる仲間作りを元気があるうちにしておくというのは大事かなと。 

小渕:良い時から仲間作りをちゃんとやっておけば、修羅場も切り抜けられると。

岡村:修羅場になってから何やってもダメだと思うんですよね。なのでその前にちゃんと仲間を作っておく。

小渕:岡村さんって、この見た目だから助けたくなっちゃうんですよね。だって、鹿野君だってスローガン決める時に一人で僕の所にきて「岡村さんが今困っていて、事業と人がたくさん増えて、人儲けだけだと社員とのつながりが少ないと。小渕さんの“オモシロカッコイイ”みたいな一言で言える言葉を作ってください!」と。岡村さんが言っている仲間作りっていうのは普段からやっておかないとですね。

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窮地の岡村を救うべく、自身のマンション売却を検討したことがある小渕社長。そして、その一番の理由は、なんとコワモテな岡村の見た目だった!

 

朝ちゃんと来る、社内の女子をつまみ食いしない。社長こそ真面目であれ!

小渕:では次の質問。「社員数が30名を超えたあたりから、退職者が増えてきました。社員が辞めない文化作り、環境作りについて教えてください」。岡村さん今社員数どのくらいですか?

岡村:国内・海外含めて、1,200名くらいですね。

小渕:今日会場にはスタートアップ系の起業家さんもたくさんいらっしゃると思うんですが、10人くらいで皆の顔が見えている時と、何百人、1,000人となってくると社長の求心力が弱ってくることってあるじゃないですか。そんな時にどうですか? 思い返してみて。2003年くらいですかね。

岡村:僕も30人超えたあたりから退職者が増えてきて、なかなか50人行かないって事があったんですね。色んな制度作ったり文化作ろうぜって話し合ったんですけど、なかなか上手くいかなくて。一番効果があったのは、僕が朝ちゃんと起きて会社に行くっていう。

小渕:「あんな岡村さんでさえ、朝来てるんだし!」って。

岡村:うちの会社は10時出社なんですけど、前の夜遅かったり、朝まで打ち合わせしていたりして10時半にきたり、会議に遅刻しちゃったりして、30人未満なら「社長、昨日遅かったからしょうがないね」って許してもらえるんですけど、100人とかになってくると、20人とか新入社員がいるわけじゃないですか。そうすると「俺ばっか真面目に来てて社長がだめじゃん」って不信感が生まれると思うんですね。だから、文化作りや制度よりもそういう所が大事かな、と。

小渕:岡村さんって風呂入らないじゃないですか? あっ、ごめんなさいね、こんな所で。

岡村:全然大丈夫ですよ、自信持ってるんで。

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すっごい真面目な顔で「岡村さんは風呂入ってない」「パンツの替えすらない」と、いきなり暴露する小渕社長

小渕:中国に3泊4日で出張いっても、パンツ一枚も持ってこないし。こういうヒゲはえてる、見た目で得してると思うんですよね。「すげー頑張ってるんだろうな」っていう。でも大事ですよね。社長が頑張ってる姿見せるのってすげー大事ですよね。 

岡村:役員が社員の女の子に手を出しちゃうとかって、変な話よくあるじゃないですか。

小渕:これはITあるあるかもしれない。

岡村:2人に手出しちゃうとかね。そういう時って、近くにいる人は「あいつすげー頑張ってるから、2人とか3人じゃ物足りないんだろうな」って思えるけど、ちょっと離れたら「この会社なんだ?」ってなっちゃうと思うんですよね。だから、会社にちゃんと行くとか、女の子に手を出さないとか、キャバクラで領収書切らないとか、当り前の事を当たり前にやらないと、新しく入って来た方は不信感を抱くと思いますね。

小渕:うちでは、本気じゃない、いい加減な社内恋愛は禁止。仲間を傷つけるような、浅い関係が幅を利かすような会社はダメでしょ。想像してください。そんな会社で自分の家族を働かせてみたいって思わないよね? ここは一回、喝入れてもらったほうが良いかもしれない。このやりとりを見た、全国のIT企業の皆さんにね。

岡村:はい。「ちゃんと幸せにしてやるんだ」というつもりで社内恋愛をするのは良いんですよ、大賛成です。でも、俺は仕事出来るんだぞみたいに威張ってつまみ食いしちゃうのは、本当にけしからんなと。社内ってきっとやりやすいんだと思うんですよ。

小渕:外でモテないから中に行くんですよね。

岡村:本当に実力つけたいんだったら、やっぱナンパするとかキャバクラ行くとか、合コン行ってなんとかするっていう、そっちの力を身につけて欲しいですね。

小渕:岡村さんは外でモテるんですか?

岡村:全くモテないですね。

小渕:アハハハ。説得力無いですね。でも、今回のお話、一番心に響いたと思います。社長が真面目に会社に来て背中を見せろと。

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「社員・元社員・社員の友達・彼女の友達に手を出さない」それが岡村の美学

岡村「小渕さんの一番尊敬している所は話が面白い所!」小渕「そこだけ?」

小渕:ではこのへんで、会場の皆さんから質問を受け付けたいと思います。つまらなかったら、勝手にカットしますので。

来場者:お互いの人間的に素晴らしいと思う部分、経営とかは全く関係無く、人間的に良い所を教えてください。

小渕:では僕から岡村さんの人間的に素晴らしい所。一言で言うならば、嘘の無くて誠実な所です。今日の質問にも嘘無く真っすぐ答えてもらっていると思いますが、そういう所が大好きです。

岡村:小渕社長は尊敬する所はたくさんあるんですけど、本当に一番尊敬するのは、話がめちゃくちゃ面白いんですよね。

小渕:それだけですか?(笑)

 岡村:皆で飲んでいても、小渕さんが会話に入って来ると話がめちゃくちゃ盛り上がる。社内で業績悪い時ってどんよりしちゃうと思うんですけど、小渕さんが入って来ると「よっしゃ、やってやろうぜ!」ってなるんじゃないかなって。あそこはいつも見ていて、すごい所だなって尊敬しています。

 

小渕&岡村「自分より優秀じゃないと採用しない」

来場者:「smartHR」というサービスを運営している、株式会社KUFUの宮田と申します。お2人に質問なんですが、会社にめちゃくちゃ仕事の出来る先輩を役員として招き入れるという事をやってみたいんですが、今までの会社の雰囲気が壊れるかな? と不安に思う部分もあります。どうしたら良いと思いますか?

小渕:その優秀な人っていうのは、自分よりも優秀?

来場者:はい、自分よりも優秀です。

小渕:岡村さん、役員、岡村さんより皆優秀だもんね(笑)。

岡村:そうですね、あと、僕より優秀じゃない人ってあんまりいないんですよね。僕はいつも社長だからってそんなに偉いわけじゃないっていうのをいつも心がけていて、例えば半期会議とか全社員の会議の時って、経営陣は皆優秀なんで話がめちゃくちゃ面白くて、僕は1、2分しか話さない代わりに資料作りはちゃんとするとか。

小渕:アハハハ!

岡村:そういう事をする事で……。

小渕:資料作り出来るんですか?

岡村:いや、資料作りが得意な人にお願いしてるので。

会場:爆笑

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めっちゃウケてます

岡村:自分で作るわけじゃなく、僕は資料作り取りまとめ係みたいな感じで。社長だからといって踏ん反りかえるわけじゃなくて、優秀な役員達の手助けをするってことですね。

小渕:僕も自分より優秀な人しか採用しないっすね。僕の採用基準って「自分に無い必殺技・得意技を持っている人」って事なんで。マンガの『ONE PIECE』でもそれぞれに得意な事と必殺技ってあって。でもその、必殺技を気持ちよく打てない環境ってあるじゃないですか。そうならないように、社長はその人が活躍出来る環境作りをするべきで、気持ちよく必殺技を打ってもらえる場所があるんだったら、入れるべきだと思うし、優秀でも居場所がないんだったら入れない方が良いと思います。

 

岡村のお買い物スポット「全部アメ横」

来場者:ターミナルの廣田と申します。今、ファッションとITの世界を融合させようと考えていまして、小渕さんっていつもオシャレだなと思っていまして。……あっ岡村さんもオシャレ……ですよね。どちらでお買い物してらっしゃるんでしょうか?

小渕:今無理矢理感ありましたね(笑)。そのスカジャンって何ですか? 鯉ですよね? 

f:id:okuri_bunt:20161130115644p:plainITの上場企業社長で、鯉のスカジャンを着てるのは、おそらく岡村くらいであろう

来場者:靴下は……?

岡村:結婚式以外は履いてないです。これは全部アメ横ですね。地元が上野なんでそこで買ってます。

小渕:では、皆さんの中で岡村さんのファッションを真似したいな〜という方は、年末までにアメ横へGOでお願いいたします。

楽しい時間はあっという間という事で、このへんで「勝手にしやがれin札幌」おひらきの時間になりました。3回目もですね、呼ばれなくても勝手にやろうと思っていますので、ここで皆さんと一本締めで終わらせていただきます。

会場:よぉ〜〜ッ! パンッ!

岡村&小渕:どうも皆さんありがとうございました!

 

編集・構成:小沼朋治

 

 

【第15回】激闘! キッズライン経沢VSアドウェイズ岡村

アドウェイズ社長の岡村陽久がユーザーの悩みや疑問に答える人生相談シリーズ。 第15回目を迎え、ついに初の女性相談者が現れました。TVのコメンテーターとしても活躍中の有名女性起業家、株式会社キッズラインCEO・経沢香保子さん。

 

対談前、笑顔で記念撮影におさまったふたりだが、相談を持ちかけた経沢さんに、アドウェイズ岡村がいきなり噛み付く、賢明な読者なら予想内の展開に!

 

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漢・岡村は騙されない! 経沢さんの本心を暴く!

 

経沢香保子(以下、経沢):岡村さんの「勝手にしやがれ」大好きなんですよ!

 

岡村陽久(以下、岡村):まじっすか!ありがとうございます。

 

経沢:ずっと出たいと思ってたんです! 本当に嬉しいです。

 

岡村:いやぁ、照れちゃいますねえ。ところで今日はどんな相談ですか?

 

経沢:ええ、私たちのサービス「キッズライン」について紹介と相談を...。

 

岡村:(話をさえぎって)ちょっと待った〜! ファンだとか言って近づいてきて、本心はアドウェイズへの売り込みと、ブログを通じて「キッズライン」をPRしたいだけなんじゃないですか? 自分は営業マンだったので、そんなことすぐにわかりますよ。

 

f:id:okuri_bunt:20161021144722j:plainまったくその気のない経沢さんを前に「あ〜、わかった。これは罠ですよ! 映画でよくある展開」と疑う岡村が、勝手に劇場をスタート。完全にサスペンスの見過ぎである 

 

経沢:いや、違いますけど(笑)。

 

岡村:そうは岡村問屋は卸さない。モンスター召喚! 

 

高山洋平(以下、高山):グガア...。

 

経沢:...!?

 

岡村:「絶対にベビーシッターを使わない」と言い切る、おくりバント高山を連れてきました。高山は、野獣「タイガージェットTAKAYAMA」として、エアギター全国大会にも出場した猛者です。このモンスターを撃破して、我々に「なにこれすげー!こんなのはじめて!」って言わせてください。

 

経沢:岡村さん、完全にフリースタイルダンジョンに影響されてますよね...。

 

岡村:はい、Abema関連の番組は大好きです(笑)。

 

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モンスターとして召喚された、おくりバント社長・高山洋平 a.k.a タイガージェット高山。 見たまんま、正真正銘のナチュラルボーンモンスターである

 

モンスターの怒涛の質問攻めに大ピンチ!?

 

岡村:(HPを見ながら)経沢さんのやってる「キッズライン」は親御さんとベビーシッターさんの出会いの場を提供するサービスということですね。

 

高山:ウゴォオ...。

 

経沢:はい、高山さん、なんでしょう?

 

岡村:経沢さん、高山はね、ベビーシッターさんといえども、面識もない人が家に来るのが不安だと。すっごい警戒しちゃってます。

 

経沢:どんな人がベビーシッターとして来るのかを、とても心配されてるんですね。

 

岡村:僕もぶっちゃけ心配です。アドウェイズ社員の子供は自分の孫みたいなもんです。そこに、たとえば、高山みたいなキモいベビーシッターが派遣されるなんて絶対にダメです。想像したら寒気がしましたよ。

 

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「アドウェイズ社員の子供は俺の孫」と、いつになく真剣な表情で話す岡村。社員を家族と公言し「男性社員は弟で、女性社員は妹」と話す"愛社員"社長だが、その関係から言えば、社員の子供は孫ではなく甥か姪である...

 

経沢:はい、それは私も全面的に同意します! 

 

高山:ウゴォオ...(涙)。

 

経沢:実は、私もそう思うんです。どんな人が来るのかわからないのに利用なんてできないですよね。 だから、キッズラインではベビーシッターの顔写真とプロフィールがすべて閲覧できるんですよ。事前によ~くわかるんです。

 

岡村:(HPを見ながら)あ、キモくない。TOPページには、おすすめのベビーシッターさんが表示されていますけど、むしろ、家に来て欲しくなる人ばっかりですね。

 

高山:ウゴォオ!

 

岡村: なるほど。経沢さん、高山が言うには、PRのためにビジュアルの良い人を選りすぐってるんじゃないかと。これは絶対に怪しいと。

 

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どこからどう見ても健全な「キッズライン」のサービス紹介カードを手に「ビジュアルが良すぎるなぁ」と、主張する岡村と高山コンビ。ここまで疑り深いと、過去に何か騙されたことがあるのかと逆に疑いたくなる

 

経沢:いえいえ。検索を使えば、登録されている500名全員の顔写真とプロフィールが閲覧できますから! 雰囲気がわかるのはもちろん、時給、スケジュール、お客さんのレビューもあるし、ログインすると友達が頼んだベビーシッターさんも出てきますよ。

 

岡村:なにこれすげー! 500人の中から指名できるんですか!? (検索しながら)確かに、高山みたいなキモい人は全然いないっすね。

 

経沢:はい、高山さんみたいなキモい人は見当たりません。採用にあたっては、面接、筆記、モニタリングを行っています。高山さんは清潔感がないので、真っ先に落としますよ(きっぱり)。

 

高山:グゥウ....(涙)。

 

経沢:見た目は、もちろん親御さんにとっては大事なポイントです。生理的に合わない方は選ばなければいいんです。自分で選べるというのは他社さんと比較して、利点だと思いますね。高山さん、利用したくなりましたか?

 

ベビーシッター=高いは本当か?

 

高山:グァア!(暴れる)

 

岡村:経沢さん、高山はベビーシッターはお金持ちじゃないと利用できないんじゃないかって怒ってます。入会金、時給、さらに年会費とか、お高いんじゃないですか? それじゃ、高山のようなセレブからは程遠い、赤字垂れ流しの貧乏社長じゃ、利用できませんよ。 

 

高山:グゥウ...(涙)。

 

経沢キッズラインは入会金0円です(笑)。年会費もないです。

 

岡村:なんですと!! 入会金も年会費も無料!

 

高山:ピギィ!

 

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「勝手にしやがれ」を好きと言ったばかりに、企画趣旨もボンヤリとしか知らされず、ドヤ顔の岡村劇場に付き合うはめになった経沢さん。ごめんなさい

 

岡村:実は、孫(*編集部注 アドウェイズ社員の子供)のために保育サービスをアドウェイズに導入したことがあるんですけど、法人で入会金50万円、個人でも5〜10万円。利用も1時間あたり1万円くらいだったんで、高いって印象しかなかったんですよ...。

 

経沢:「キッズライン」のベビーシッターさんの時給は1,000円からで、使った分だけで大丈夫です。

 

岡村:そりゃ、革命ですよ。たとえば歌舞伎町だと、民間託児所で最低1時間2000円はかかります。月極の契約でも、時給換算して1,000円ちょっとにはなります。わざわざ連れて行かずに家まで来てくれて、マンツーマンで面倒見てくれて同じ1,000円って、ホント大助かりじゃないですか!

 

経沢:岡村さん、歌舞伎町のことなら何でも知ってるんですね(笑)。

 

岡村:はい、庭みたいなものなので。

 

高山:グァア!

 

経沢:ひぃ...。今度は何ですか?

 

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「勝手にしやがれ」を好きと言ったばかりに、企画趣旨もボンヤリとしか知らされず、高山の奇声で驚くはめになった経沢さん。すいません

 

岡村:経沢さん、すいません。高山は時給を安くして、ベビーシッターさんを買い叩いてるんじゃないかと怒ってます。不満が充満してるんじゃないかと。確かに、ストレスがたまった状態で、大事な孫(*編集部注 アドウェイズ社員の子供)を預けたくないですよね。で、「キッズライン」はどんだけ儲けてるんだと言ってます。

 

経沢:不満は全然聞かないですよ! なぜなら、キッズライン」ではベビーシッターさんが自分で時給を決めて登録してるからです。保育園のようにフルタイムではなく、好きな時間に好きな金額で働けるスタイルに、メリットを感じている方が多いですね。

 

岡村:すげー! まさに勝手にしやがれ!

 

経沢:保育業界って、現場で頑張ってる方が全然もらえてないのが、すごいかわいそうだと思ってたので、時給を自分で決められるシステムにしました。1,000円から2,000円の時給が多くて、一番高い方でも2,500円とかです。半数が1,500円未満ですよ。

 

岡村:ちなみにユーザーはどういう感じで利用してるんですか? 

 

経沢:一般的な利用で言えば、週に3時間を2回とかで、保育園に迎えに行ってもらって、夕飯を食べてから、勉強みてもらったり、お風呂入れて寝かしつけてもらったりして。18時半から21時半の3時間見てもらって、お母さんが帰宅したら、もう子供が寝ているとか。仕事で疲れているときには、楽でいいですよね。

 

岡村お風呂も入れてくれるんですか! すげー!

  

経沢そうです。ベビーシッターさんによっては、朝まで面倒見てくれる人もいるので、夜19時に来てもらって、朝8時に保育園に連れてってもらって12時間で1万円〜とかできますよ。

 

岡村:かなりリーズナブルですね。逆に、キッズラインは利益出るんですか?

  

経沢:今は赤字です(笑)。お客様とベビーシッターさんから、10%ずつ頂いていて、それで保険をかけたり、クレジットカードの手数料を支払ったりしています。あと、お客様の負担を少しでも軽減したいので、消費税も頂いてません。インターネットだから怪しいと思われがちなんですけど霞ヶ関に訪庁したり、自治体の方とも協力してるので、1時間1,000円の補助金が出る区もあるんです。そうすると「キッズライン」をすごい安く、たとえば300円とかで使えるんです。

 

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「岡村さんは、サイバーに落ちた話とか、恥ずかしいことをさらけ出せるところがカッコイイ」と経沢さん。しかし、高山から「岡村は経沢さんのfacebookに毎回いいね!するほどの隠れ大ファン」ということをバラされると、「恥ずかしい! やめてください!」と、まったくさらけ出せずに照れまくった岡村。以上余談でした

 

高山:ウゴオ。

 

岡村:高山は、赤字ならおくりバントと一緒だし、自己犠牲の精神に共感したって言ってます。

 

経沢:ありがとうございます。「キッズライン」使いたくなりましたか?

 

高山:ウゴォオ!!!!

 

経沢:ひぃ...。

 

岡村:すいません、実は高山から相談があるみたいです。

 

経沢:え、なんですか?

 

おくりバント高山の離婚危機を「キッズライン」が救う!?

 

岡村:高山の相談を読みます。「妻との離婚に怯えています。留守番を頼まれても、おむつの取り替え方もわからないし、仕事と飲み会の疲れから、子守もせずにソファで寝てばかりです。子供たちは、早くママ帰って来て〜!と大泣きしますが、ひとりではあやすこともできず、結局は妻を外出先から呼び戻す始末...。7年間ふたりでデートもしていません。このままでは妻に捨てられるのではないかと怯えています。自分は、炊事も洗濯も家事も育児も何もかもできないので、生活がままならなくなります」。以上です。

 

経沢:高山さんは、すぐに「キッズライン」使って、奥様とデートに行ってください(笑)。おしめも替えたことないなんて、奥様のストレスは相当なものだと思います...。これまでの説明で、「キッズライン」を利用する心配や不安はなくなったと思うので。

 

高山:ウゥウ...(涙)。

 

岡村:まだ、ひとつ問題がありまして...。高山が言うには、育児を他人に任せて出かけることに、妻はきっと罪悪感から反対すると。

 

経沢:罪悪感を覚える方は確かにいらっしゃいますね。よく相談されるのですが、発想を転換してみたらどうでしょう?とアドバイスしています。

 

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カメラは、高山を離婚危機から救うべく親身になって答える経沢さんの横で、岡村がAbema TVに夢中だった決定的瞬間を捉えた

 

高山:ウゴォ?

 

経沢:ベビーシッターを子守と捉えるのではなく、習い事の先生と思って頂くとか。保育士の資格を持っている方はもちろん、工作や英語や歌の先生もいるんですよ。例えば女子大生が100人以上登録してるんですけど、その中でも東大生とか、慶應生とか絞り込みもできるんです。お子さんがある程度大きい場合は、勉強をみてもらったり、かけっことか一緒に運動もできるので、小学生に人気ですね。

 

岡村:なにこれすげー! 塾やお稽古だと思えば、全然嫌じゃないっすね。孫(編集部注 アドウェイズ社員の子供)に習わせたい!

 

経沢:アメリカって家に人を呼ぶことに抵抗がないから、ベビーシッターが文化になってると思うんですけど、日本では、ベビーシッターが来てるってご両親に話すのに、まだまだ抵抗があると思います。でも、「東大生が勉強教えに来てる」なら、言いやすいと思うんですよね。だから、「キッズライン」にバイリンガルとか家庭教師とか、幼児教育の人たちがもっと集まれば、ベビーシッターに対する世の中の考えが変わると思うんですよね。

 

高山:ピアノ...ダンス...。

 

経沢:もちろん、ピアノやダンスを教えられるベビーシッターさんもいますよ(笑)。

 

高山:オレ...「キッズライン」...ツカイタイ...。リコン...イヤダ...。

 

経沢:はい。奥様を愛しているんだから、「キッズライン」をすぐに使ってくださいね。デート行こう!ってサプライズしてみるとか。ちなみに、「離婚」する方が、圧倒的にコストかかりますよ(笑)。 

  

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カメラは、高山を離婚危機から救うべく、親身になって答える経沢さんの横で、岡村が眠くなってしまった決定的瞬間も捉えた 

 

・・・そして相談へ

 

経沢:やっと相談できるみたいですね...。 実際に多くの企業の方々に利用してもらいたいんですけど、岡村さんが営業マンなら、「キッズライン」をどうやって導入してもらいますか?

 

岡村:営業する必要はないです。

 

経沢:えー! どういうことですか?

 

岡村:保育サービスを導入することは、ウォーターサーバー設置するくらい、もはや当たり前のことなんです! 家庭と仕事の両立は人事の命題です。保育所を作るわけじゃないし、ましてや「キッズライン」は入会金もかからないんだから、導入しない理由が見当たりません。

 

経沢:ありがとうございます(笑)。

 

岡村:ということで、「キッズライン」導入してない企業に「喝!」ですよ。理由は、人事にやる気がない! まさに、「なにこれすげー!こんなのはじめて!」ですよ。

  

経沢:はい、ありがとうございます! 実は御社にもすでに導入して頂いてますよ(笑)。

 

岡村:(同席した広報に確認しながら)え、そうなの? ひとりあたり会社負担で年間5万円まで使えるの? 早く言ってよ!(笑)。さすが、アドウェイズの人事はやる気があるなぁ〜。ハッハッハ。孫(*編集部注 アドウェイズ社員の子供)のために、どんどん使ってください。

 

経沢:はい、皆さんぜひ登録してください! 私もそうですけど、たとえばシングルマザーの方ですとか、育児と仕事の両立は本当に大変なんですよ。自分の子供も保育園に通わせられない病気を抱えていたんですけど、ベビーシッターさんに頼むのは、やっぱり不安だったし、金銭的にも大変でした。だから、実体験も踏まえて、自分一人で育児の責任を負っているたくさんのお母さんたちに、「キッズライン」を通じて「なにかあったときは、この人に頼めば大丈夫」って、信頼できるベビーシッターさんと出会って欲しいんです。

 

岡村:もう一度言います。アドウェイズ社員は会社負担で年間5万円まで使えるので、ぜひ登録して、孫(*編集部注 アドウェイズ社員の子供)のためにガンガン使ってください! 

 

高山:このブログを見て導入してくださった企業様には、おくりバントからキャップとTシャツプレゼントするので、連絡ください!

 

経沢:高山さん、普通に話せますよね。寸劇、お疲れ様でした(笑)。

 

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経沢さんファンの社員と記念撮影。取材2日前にゲストを明かさず記念撮影への協力を打診したところ「打ち合わせが...」「有給でいません...」「漫画の締め切りが...」と辞退が相次いだが、取材前日、ゲストが経沢さんだと判明した途端に「リスケになりました!」「有給は来週でした!」「奇跡的に入稿できました!」と、最終的に全員OKに。アドウェイズすげー!

 

 

編集・構成:小沼朋治 

写真:morimi